受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

賃貸不動産経営管理士試験を目指した理由・契機

不動産管理会社に勤めていますので、管理会社の社員教育の一環として推奨されていた資格であることがきっかけとなります。
また、管理会社の従業員としての知識面を深めていく資格として考えた場合でも、業務の中心である知識が問われていると考えました。
そのためスキルアップを目指す上で受講しました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

やはり、前年度からの合格率が高かったことが受講のきっかけとなりました。
受ける以上は1回での合格を目指したい、または目指せる難易度である試験だと考えましたので、信頼が置けそうなアガルートさんに決めました。

以前、別の資格で受講した経験も理由の1つとなります。

合格体験記・学習上の工夫

まずはテキストを1周読んだ上で、過去問テキストを始めました。
理解しづらい部分はテキストまたは動画を活用して過去問へ戻るという作業を進めていきました。
テキストについても、余計な箇所を省き合格に向けた知識のみを掲載しているように感じますので、インプットがしやすいという印象です。

よくテキストにありがちな、容量をとにかく詰め込み、結果的に受講者にとって要点が分かりにくいものではないため、初学者にも理解しやすいかと思います。
過去問については、ジャンルでまとめており、次のページに答えがあるため進めやすいです。
また今日はこのジャンル、またはABCのランクごとの重要度に応じた取り組みなど、短時間でも工夫しながら学習できることもメリットだと感じました。
また、私や多くの受講者の方が同じであると思いますが、働きながらの受講である以上、まとまった時間の確保が出来ず、短時間での勉強の継続を続けていく方法しかないと考え、テキスト中心ではなく、過去問中心に傾向を抑え、問われる比率の高いジャンルを中心に学習を進めました。
まだ国家資格化してから日が浅く、難易度が読めない資格であると思いますので、出題傾向が多い分野を中心に、択一それぞれの肢の答えを考え、一問一答形式のように解くように勉強したことも1つの問に対する理解が深まることに繋がり、1回の合格に繋がったのかと思います。

総合講義のご感想・ご利用方法

総合講義については、知識を押さえたいジャンルや用語、考え方などを深めたい時に視聴しました。
そのため、全ての講義を視聴した訳ではない点にはご留意頂きたいと思います。
私自身の問題でもありますが、学習のためのまとまった時間の確保が出来なかったことから、過去問など手を動かす作業、1つでも問題を解くことを目的としていたため、活用方法は上記のようになりました。
とはいえ、理解していないジャンルの過去問を解く場合のハードルが高くなってしまうので、お時間のある方は、講義の視聴を通じて知識を積み上げた方が楽しく勉強が継続できると思います。
講義については、気になる箇所を何度も好きなタイミングで視聴できることは、非常にメリットだと感じました。
チャプターごとに細かく、今知りたい情報を素早く確認できる構成ですので、短時間で要点を押さえることができると思います。

電車の通勤時や隙間時間などに利用できる視聴時間というのも良いところです。
そのため、様々なご職業・属性の方々にも使いやすいのではないかと考えます。
工藤先生の語り口が柔らかく、堅苦しくない点も、初学者にも受け入れられやすいのではないでしょうか。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

問題の正解を絞り込んで2択のうち1択を選んでたまたま正解する、1周目はそれで良いと思います。
ですが、講義でも工藤先生が仰っていた、肢ごとの理解を得ることが大事であることに尽きるかと思います。
過去問を何周か回せば正解が9~10割になることは容易ですが、肢ごとに正しい答えを書けるかとなると、途端にハードルが上がります。
過去問で正解はできるが曖昧に理解していた問題など、表現を変えた出題になると間違えてしまうことが模試や本番の試験でもありました。
やはり理解度を上げるためには、曖昧に正解したものを含めて、講義の視聴やテキストに戻ることで用語を含めた理解ができるため、繰り返しの学習を続ける必要があると痛感しました。

総まとめ講座のご感想・ご利用方法

要点をさらに絞り込んだまとめであるため、試験1か月前などの振り返りに適した学習テキストかと思います。
一問一答と重要な箇所の説明、数字やグラフなどコンパクトにまとめてありますので、問題を解きながら復習をするという後半のタイミング的にも良い講座かと思います。
コンパクトながら設備の項目には図示しているページも多いため、テキストと含めて構造を理解できるような工夫があるのも良い点です。
不動産関係に勤めている方でも、実際に全ての設備を見た方も多くはないと思いますので、ありがたいと思いました。

直前ヤマ当て模試のご感想・ご利用方法

同じ過去問を繰り返して高得点を取っていたところに喝を入れられたような印象でした。
総じて3つの模試の1回目は6~7割程度の出来でした。

1回模試を行う(解答も含め)だけでも2~3時間程度は掛かってしまうため、社会人の方ですと1日1回が限度かと思います。
私の場合も市販の模試テキストも活用しながら、日替わりで1日1回のペースでそれぞれ2周目を行うようなスケジュールを組んで本番へ向かうように取り組みました。
今回の受講と試験結果の結論を言えば、もう少し余裕のあるスケジュールを組んだ上で順調に進めば良かったのですが、中々時間が取れない日々、サボってしまうこともありました。
その中で、要点をついたテキストや講義内容のため、時間の少ない方にとっては最良とも言える講座なのではないかとも考えられます。