受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

賃貸不動産経営管理士試験を目指した理由・契機

今年、賃貸管理部へ部署移動し管理業務に携わる事になりました。
管理物件のオーナーや入居者と直接かかわる機会が増え、その際に根拠や説得力を持って適切な対応をしたい、そのために何を学べば良いかと考えていました。
実務としても、自身の学びの機会としても当資格試験の勉強がぴったりだと感じ、チャレンジする事にしました。
というのが表向きの理由で、もう1つの理由は息子の受験勉強に並走するためです。
限られた時間の中で、目標に向けて学ぶ姿と合格する姿を見せたいと思っていました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

退勤後はすぐに保育園のお迎え → 家事 → 22時頃にひと段落という生活のため、通学が必要な講座は選択肢にありませんでした。
オンライン講座は自分のペースで学習できるのが最大の魅力です。
また、当社では他の社員の資格試験でもアガルートアカデミー講座を利用しており、合格実績があり、信頼感がありました。

合格体験記・学習上の工夫

大切なのは、合格のイメージからの逆算と、アガルートのカリキュラム(講師の先生のアドバイス)に沿って学習する事だと考えています。
私が受験の意思を固めて講座申込をしたのは8月上旬でした。
他の受験者より期間も学習時間も短い事が明らかな状況でしたので、150時間の学習で合格を目指そう、勉強時間はまず週7時間なら無理せず必ず確保できるだろう、と逆算しました(明らかに足りないですがこれは下限値として必ず守る、と決めました)。
まず平日は無理をせず休日は3時間学習するというスケジュールで、8月9月を過ごし、10月以降は試験を前に良い意味で焦りが出て、自然と学習時間を増やす事ができたと思います。
全体の流れとしては総合講義をざっと1周、どのような出題傾向なのかを理解するために過去問解説講座を1周、総まとめ講座はテキストのみ一読と進めました。
1巡したところで、テキスト上巻は理解が必要で、下巻は主に暗記が必要と感じたため、総合講義前半のみ2周目に入り、下巻は暗記できていない部分の過去問とテキストの往復を大切にしました。
講師の工藤先生が動画の中で度々「似たような事が何度も出てくるので1回で覚えなくても大丈夫」と仰っていました。
たしかにその通りで、動画の中では何度も繰り返し丁寧に教えてくれます。

まずは理解できなくても焦らず、似たような事が出てきたときに、混乱しないように整理して学習する事を心掛けました。

総合講義のご感想・ご利用方法

総合講義で大切にしたのは、とにかくテキストへたくさん書き込みする事です。
工藤先生がアンダーラインを引いたところ、講義中にコメント書きしたところ、図を描いたところを、すべて同じようにテキストへ記入しました(ただし時間を掛けない、雑でも自分が読めればOKとして)。
動画を見ながらテキストへ書き込む事で、耳で聞く・目で見る・手で書くが同時進行できるので、記憶が定着しやすくなります。
後から見返した時も、大切なポイントが目に留まりやすくなります。

それから、自信がなくても「まず1周」を終わらせる事が大事だと感じました。
動画を見ていても理解度が低くて不安になる事もありましたが、何度も繰り返すカリキュラムになっているので工藤先生を信じて取り組めば大丈夫でした。
1巡したところで、上巻は理解が必要で下巻は主に暗記が必要と感じたため、上巻のみ2周目に入り、後半は暗記できていない部分の過去問とテキストの往復を大切にしました。
試験直前まで、総合講義テキストメインで似ている所、混乱しやすいところを重点的に繰り返しました。
特に、各種契約書や重説記載項目は見比べと繰り返しを大切にしました。

動画では、工藤先生の「常識で考えたらこんなのダメでしょう?」とか「大家さん困っちゃいますよね」といった砕けた説明や口調が記憶に残りやすく、よく理解できました。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

総合講義を1周しても内容を理解した手ごたえがありませんでしたが、どのような傾向で問題が出題されるのかを早めに把握する事が大切と考え、速やかに過去問解説講座を1周しました。
できなくても気にせず1周してみる事が大切だと思っています。

ここでも、工藤先生は総合講義と同じく繰り返し大切な所を教えてくれるので、図やコメントはすべて解説ページに書き込みながら進めました。
過去問は1問ごとに区切りがつけやすいので、通勤途中に取り組むようにしました。
2周目の時は問題の正誤ではなく、選択肢ごとに理解ができているか〇×を付けながら進めました。
また、下巻に限っては過去問を繰り返すより暗記の足りない所のテキストに戻る事が大切と考えたので、〇周以上やる、というこだわりを捨てるようにしました。

総まとめ講座のご感想・ご利用方法

全体の要点がまとまっているので持ち歩きに適していると思います。
が、個人的には総まとめ講座は「高速で全体を見回す用」としてテキストのみ利用しました(集中的に1周しただけ)。
総合講義で小分けに動画を見たり、隙間時間で過去問を進めていくと「先週似たところがあったような?」「前に出て来た問題と何が異なるのか?」と混乱する事があります。
それらをスピーディに整理するのに適していると感じました。

直前ヤマ当て模試のご感想・ご利用方法

本当に役立ちました。
過去問講座で問われた事の無い選択肢、見たことの無い言い回しが多く含まれており、解きながら非常に焦りました。
これは本番の試験でも同じ状況になりましたので、事前に経験しておいて良かったです。

ただ、解いている最中は「見たことが無い」と感じても、テキストに戻るときちんと記載されていて単に自分の学習不足である事に気づかされました。
学習不足が明らかになった範囲のテキストを読み直す、解きなおす事で直前に力が付いたと思います。
また、過去問に無かった選択肢だからと×にしてしまうと問題を見誤る事が多いので、注意しようと意識しました。
むしろ、見た事が無い選択肢は判断が付かないので〇にしよう、とマイルールを定めたのが本番で役に立ちました。
この試験は過去問学習に比重を置きすぎない事が大事だ、とここで感じる事が出来て良かったです。

自由記載欄

工藤先生、ありがとうございました。