受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

賃貸不動産経営管理士試験を目指した理由・契機

以前賃貸ビル所有会社に在籍していましたので、6年前に宅地建物取引士資格を取得して以来、年に1資格のペースで、主に不動産法律系の国家資格を取得して来ました。
既にその会社も退職していますが、リスキリングの一環と保有資格のメンテナンスのために、集大成として、自分にとって国家資格5つ目となる賃貸不動産経営管理士の取得を目指しました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

通信講座を利用することは自分として決めていましたが、事前にネットを中心に本資格の通信講座各種の情報を収集しました。
気さくな感じの工藤先生のパーソナリティーと講座の評判がトップであったこと、講座受講者の合格率の高さが魅力でした。
最終的な決め手は合格特典があることと、フェイスブックによる無制限の質問制度等フォロー体制が自分のニーズに合ったことです。

合格体験記・学習上の工夫

講座の申し込みは3月にしましたが、実質、本格的な学習開始は6月になってからでした。
国家資格受験は5つ目ですが、毎度のことながら勉強が進むほど、学習の進捗の遅さと資格取得に向けての自分の対応の甘さを痛感する日々であり、全くフリーの年金生活者で、時間だけはいくらでもあるはずですが、70才という年齢からも記憶力、集中力、体力の減退との戦いでもありました。
そんな中、毎月のホームルームでは、先生から学習の進捗への指標を示して頂き、学習のポイントが適時的確に与えられるので精神的にも安心材料で、それに基づいた学習を改めて実施しました。
動画を含め、与えられた教材を全て1回は実施し、アウトプットに重点を置いて間違えたり、あやふやな個所は何度も問題を復習する事と、自分なりのまとめや図表等を作成することで、知識の定着を図りました。
何回テキストを読んでも完璧に習得は出来ないので、過去問を何度も解いて自分の理解の欠落部分を具体的に把握した方が、受験勉強としては効率が良いと考えます。

Facebookグループでの質問制度の活用 

個人的にSNS関連の経験は全くなかったので、最初はうまくアクセスできずに不安も有りましたが、活用すると非常に有難いシステムでした。
とにかく自分が分からないことは納得いくまで質問が出来、先生からは都度適格なご指導が得られたことです。

納得いくまで質問して次に進みたいという自分の性格に合致した制度で、30回以上質問させて頂きました。
詳しく回答してくださった後、質問内容によっては、そこまで詰めなくても受験的には問題ありませんよ、との有難いアドバイスも有りました。
皆さんからの質問や勉強の進捗状況も窺えて、共通する疑問点に共感出来たり、新たな視点を得られたりと大いに役立ちました。
賃貸不動産経営管理士協議会事務局結城氏へのインタビューは、本資格全体を俯瞰的に捉えていて、しかも資格試験実施団体の方の話なので、大変興味深く視聴させて頂けました。

5問免除制度の活用

工藤先生も推奨されていましたが、合格確率を上げる手段として、割り切って利用しました。
5問免除されたうえ、受験時間は減らされないので、メリットは大きいと考えます。

公開模試の受験

こちらも工藤先生が多面的な角度から出題傾向を経験できる観点で推奨されていましたので、大手資格予備校の公開模試を3回受験しました。
時間配分や、会場の雰囲気等の場慣れ訓練と、各模試で出題傾向や結果の分析等で自分の弱点分野や受験者の順位等で実力の把握に役立ちました。

直近2ヶ月のモチベーションアップと集中学習

過去の受験経験から、自分の性格として直近2ヶ月位で、特に集中して勉強することによりモチベ―ションを高めて本番に臨むように仕上げていきました。
最後まで粘って諦めない気持ちを維持出来るのが、自分の場合はせいぜい2ヶ月位だからです。
具体的には可能な限り毎日、数時間の学習時間を確保して集中的に実施しました。
それ以前は情けないことに、結構何日も勉強に身が入らない時期が散発していました。

総合講義のご感想・ご利用方法

原則工藤先生の講義動画時に1回、その後の精読時に1回通しで読みました。
動画では適宜、テキスト記載内容の要約や、補充、かみ砕いた解説が有るので、理解し易かったです。

後はスポット的に過去問の出題に合わせて該当範囲を読み直すようにしました。
特に建物・設備の知識関連については、業務経験がないのでネットの画像検索やユーチューブの動画の活用で、テキストの記載内容をより具体的に把握出来るようにしました。

疑問箇所への付箋貼り

工藤先生のアドバイス通り、解説文を読んだ時の疑問点は、要約を大きめの付箋に記入して、該当箇所に貼付しておき、一定の単元を履修しながら理解出来たものは外し、引き続き未解決なものについては、Facebookで質問するようにしました。

質問文を作ることも勉強になる

やみくもに質問するのではなく、質問する以上よく考えて調べたりするので、自分で解決に至ることも有ったり、何が分からなくて、どこまでが分かっている、とか頭の整理にもなります。
往々にして管理受託方式とサブリース方式との区分、賃貸住宅標準契約書とサブリース住宅標準契約書との区分を混同してしまいがちになり、総合講義の図表に加えて、各々両者の特性を比較表の様にして視認しながら、混同を回避するようにしました。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

王道ですが、一通り問題に当たったのちに間違えたものはもちろん、確信的に理解出来ているもの以外は理解出来るまで何度も繰り返し解くようにしました。
直ぐに反復するのではなく、一定単元解いた後、一定期間を置いて丸暗記にならないタイミングで、再度問題に当たるようにしました。

情けないことに、何度も同じ間違いを繰り返すものもありました。
総合講義学習にも共通しますが、疑問点や理解出来ない点について、納得いくまで詰めないと気が済まない質なので、受験勉強上の非効率は承知の上で、六法全書の該当箇所(特に民法や借地借家法)の根拠法規とか、ネット検索で該当箇所の理解補充を行いました。

総まとめ講座のご感想・ご利用方法

試験直前期に、分厚いテキストに新たに取り掛かるのは心理的にも抵抗があるものですが、本講座は本試験直前の要約ポイントの習得に最適であり、自分の知識確認、総仕上げに活用しながら、充分知識がインプットされていない箇所は、総合講義に戻って復習しました。
一問一答形式で精選された問題を効率よく解くことが出来、見開きの解説は図表を多用し、直前の知識の整理に役立ちました。
各問いには過去問の年度と問題番号が付記されていますので、必要に応じて改めて過去問集に戻って解き直ししたものもありました。
一冊でコンパクトなので、外出時にも携行し公共交通機関乗車時に(本来ならスマホにインストールしての活用なのでしょうが、私は書籍のみでした)適宜学習しました。
試験本番にも試験場に携帯し、最後の確認にも活用し精神安定剤になりました。

直前ヤマ当て模試のご感想・ご利用方法

模試とは言え本番さながらの気持ちで、緊張感をもって臨みました。
当たり前かもしれませんが、2時間の時間厳守はもちろん、実施時間も本番に極力合わせるようにしました。

令和4年の過去問解説講座も同様に、ヤマ当て模試の回答用紙をコピーして実施しました。
公開模試の受験も、工藤先生が推奨されていましたので、大手資格予備校の公開模試を3回受験しました。
時間配分や、会場の雰囲気等心理的プレッシャーへの場慣れ訓練と、各模試で出題傾向や結果の分析等で自分の弱点分野や受験者の順位等で実力の把握に役立ちました。
時間的な5問免除の効果も、私にとって大きかったと思います。
都合6回の試験体験ができたわけですが、いずれも基準点、合格圏得点を獲得することが出来ました。

自由記載欄

改めて工藤先生はじめ、中里先生、スタッフの皆様からの、ご指導ご支援に深く感謝します。
有難うございました。
受験に向けて適時適切な教材の配布がありますので、そのスケジュールに沿って学習をすれば、おのずと効率よく学力をアップして行けたと思います。
Facebookの質問については、私を含めグループ参加者の皆様からの多くの多様な質問に真摯に的確なご回答を頂き、工藤先生も本当に大変だなと思うと同時に、我々の為に夜遅くまでご回答頂いて感謝の念に堪えません。

併せてFacebook開設時、何故かFacebookから開設を拒否され途方にくれましたが、アガルートのスタッフさんに照会した所、的確なアドバイスを頂き、無事開設出来ました。
改めてお礼申し上げます。