受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

賃貸不動産経営管理士試験を目指した理由・契機

以前から賃貸不動産の経営に関して興味があり、知識をつけるために何かないかと模索していた際に、賃貸不動産経営管理士という資格の存在を知りました。
「不動産といえば」と言われるほどメジャーな資格である宅建士については2021年に取得したので、更に知識をつけるために資格を取得するに至りました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

ネットで検索していたところ、アガルートの受講生の合格率が高かったという単純な動機です。
年1回の試験で不合格の場合、それに向けた学習時間を棒に振るのはもったいないと考えているので、少しでも合格率が高い講座を受講したいと思ったからです。

合格体験記・学習上の工夫

学習を始めたのは5月頃です。
仕事、事業、家事、育児と普段は学習に時間を取ることができない環境ですので、最低限の学習しかしていません。
取り組んだ内容としては、まずは講義を視聴すること。これがスタートラインになるかと思います。
そして、与えられた過去問題集や模擬問題をひたすら問題を解く。過去問や模擬試験は、問題文を見たら答えが分かるくらいまでやり続けていました。思考を停止していても答えが出てしまうので、解法としては決して良くはありませんが、限られた時間で合格基準を達成するためには致し方がないと思っています。もちろん、合格を目指すだけならばですが。業務上、資格取得で得た知識をフル活用する方には向いていない考えです。
そのため、学習上の工夫と言われると特にありません。
もし、資格取得を目指すのであれば、問題をひたすらに解くことが、一番の近道だと思います。これは、賃貸不動産経営管理士試験では通用するかもしれませんが、他の資格では問題の中で思考を巡らせる必要がある試験もあり、この方法が不向きなことも中にはあると思います。
私は、受講のきっかけでも述べたように、賃貸不動産経営管理士に興味があったため、知りたい情報はテキストから、合格基準を達成するための情報は過去問から、とハイブリッドで学習していました。
学習の流れを要約すると、まずは総合講義を1周 過去問解説講座を1周、そして総まとめ講座を1周し、直前ヤマ当て模試を1周しました。また、過去問は3周、直前ヤマ当て模試は3周まわしました。
次に、学習時間については、平日は0~1時間、土曜日に0~2時間、日曜日に0~4時間をそれぞれ確保するようにしていました。
また、仕事の休憩時間は、過去問題集を開いていました。 仕事が終わって家に帰れば、家事・育児で疲れて寝てしまうので、食事を10分程度で済ませ、残りの時間は問題を解くようにしました。
そして、使用した教材は、カラーで見やすいアガルートの教材のみです。その他予備校や市販の教材、問題集は見てもいませんし、手にも取っていません。
与えられたもので包括的に内容理解・知識習得をできていて、プラスアルファで何かに取り組みたい場合は他のモノに手をだしても良いかと思いますが、基本的にはアガルートの教材のみで完結するため、他の教材は不要です。

総合講義のご感想・ご利用方法

総合講義については、時間がある方は2回、3回と繰り返し見ることをオススメします。
まずは、内容が理解できなくても、一とおり受講してください。どの資格でも同じで、知識ゼロの状態で初めから理解しようとすることは不可能に近いと思います。そのため、その資格の世界観を理解すれば十分だと思います。
 一とおり受講すれば、何となく資格取得までのレベルや、自分が資格取得までどれぐらいレベルアップをしなければならないかを確認することができます。さらに、レベルアップをするにあたり、どれくらい時間を投入すれば良いか、つまり、どれくらい自分の時間を資格に捧げるかというのが見えてくるかと思います。
もっとも、上記で述べたように学習する時間が確保できなかったので、私の場合は総合講義は1回しか視聴していません。視聴方法としては、先に述べた繰り返し見ることとは反対の、1つ1つの講義をその場で覚えていく手法です。そのため、分からない、理解できないといった箇所は、巻き戻しや停止などをして自分が納得できる状態にしていました
このフェーズはやって良かったと思います。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

総合講義を早期に視聴を終え、過去問のフェーズに入ることをオススメします。
賃貸不動産経営管理士試験については、過去問の焼き直しが多いとの話でしたので、早期に問題に体を慣らしておくことで、本番でも焦ることなく対応できるかと思います。
私の場合は、総合講義の視聴は1回、あとはひたすらに過去問を解きました。時間が無かったため、過去問も問題集を3周ほどしか消化していません。
しかし、3周もすれば問題文を見ただけで、答えが分かってしまうほど人間は形で答えが出てしまうので、それはそれでいけないと思います。一方で、2周、3周をすれば自分が苦手な問題が分かってくるはずです。自分が得意な問題は、何回解いても正解できますが、苦手な問題は毎回間違えて、「苦手な箇所だ」と自分で理解できれば良いかと思います。

直前ヤマ当て模試のご感想・ご利用方法

過去問を積み重ねてきたおかげで、直前ヤマ当て模試は8割以上の得点を出すことができました。
しかし、本番の問題は過去問や模試の内容がそのまま出てくるわけではないため、模試の結果の9割程度の正解率だと考えていた方が無難です。50点の8割で40点、本番は40点の9割で36点前後で着地すると思います。
模試の結果が良く、ここで気を抜いたら本番で足をすくわれます。実際、今回の試験の結果はまさに上記のような結果となりました。そのため、ヤマ当て模試も3周程回しました。 
直前期については、模試の問題、過去問をひたすらに回すに限ります。他の資格ではこれでは対応できない試験もあるかと思いますが、賃貸不動産経営管理士ではこの方法が有効だと思います。

総まとめ講座ご感想・ご利用方法

総合講義を視聴し、過去問を解いた後に総まとめ講座を受講してみると、総まとめ講座だけで十分じゃないかと思いました。しかし、それは総合講義を視聴し、過去問を解いた結果、総まとめ講座の内容がすんなり頭に入ってきたからだと認識しています。それだけ、右も左も分からない状態で資格取得を目指した者が成長した証だと思います。
総まとめ講座の視聴も初めから1回と決めていたので、最初から最後まで真剣に視聴しました。講師の何気ない一言にも耳を傾け、教材に書き込みしました。過去の経験上、ひねくれた問題を出すパターンは、こういった一言の記憶をしているか否かで足元をすくわれることもありますので、自分が「これは」と思ったことはすべて教材に書き込みしました。