介護支援専門員(ケアマネ)の登録について!研修修了後の手続き
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ケアマネ試験は合格率20%前後と、比較的難易度が高い試験です。
ケアマネとして働くためには試験に合格した後、介護支援専門員資格登録簿への登録を行う必要があります。
このコラムでは介護支援専門員(ケアマネ)の登録を含め、研修終了後の手続きについて解説しています。
ケアマネとして働きたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
ケアマネの登録とは?
ケアマネの登録とは介護支援専門員資格登録簿への登録のことを指します。
必要書類が多い点や登録の方法が都道府県によって異なるので注意が必要です。詳しくは下記より解説していきます。
介護支援専門員(ケアマネ)の登録とは?
ケアマネの登録とは、端的にいうと介護支援専門員資格登録簿への登録のことを指し、介護支援専門員実務研修を終えた後に申請を行うことで、介護支援専門員資格登録簿への登録がなされ、手続きが完了したのち晴れてケアマネとして働くことができるというものです。
まずケアマネ(介護支援専門員)として働くためには、大まかに分けて
- ケアマネ試験に合格
- 研修の受講
- ケアマネ登録の申請
- 登録証の交付手続き
という4つのステップを踏むことが必要で、ケアマネの登録は3番目の手続きに当たります。
ケアマネの登録申請については、以下の書類等が必要となります。
- 申請書
- 研修修了証明書の写し
- 写真2枚
- 住民票
- 手数料納付書の領収証や都道府県の収入証紙
また、介護支援専門員資格登録簿への登録だけでは、ケアマネとして働くことはできません。
ケアマネとして働きたい方は、登録申請と同時に(都道府県によっては申請完了後に)介護支援専門員証の申請も行なっておきましょう。
ちなみに介護支援専門員証に関しては、申請から交付まで1ヶ月程度の期間がかかるようです。
なお、ケアマネ試験合格後の大まかな流れについては、以下のコラムも参考にしてください。
関連コラム:ケアマネ試験合格後の手続き、流れを紹介
登録の方法は都道府県によって異なる
ケアマネの登録手続きについては、各都道府県ごとに受け付けされているため、手続きに関する詳しい方法などは都道府県によっても異なっています。
例えば群馬県の場合では
「介護支援専門員実務研修受講試験」に合格し、「介護支援専門員実務研修」を受講した後、修了日から3か月以内に登録の申請をいただくと、介護支援専門員として登録され、群馬県登録の介護支援専門員資格登録簿に登載される
介護支援専門員の登録及び介護支援専門員証の交付等について|群馬県
といった記述がされています。
このように、ケアマネの登録手続きに関する詳しい方法などは都道府県によっても異なる可能性があるので、登録を行う都道府県の情報をきちんとチェックしておくことをおすすめします。
ケアマネは登録のみでもなることができる?
介護支援専門員資格登録簿への登録のみで、ケアマネの業務を行うことはできません。
上述の通り、ケアマネ(介護支援専門員)として働くためには、大まかに分けて以下の4ステップ
- ケアマネ試験に合格する
- 研修を受ける
- ケアマネ登録の申請
- 登録証の交付手続き
が必要となります。
このうち4番目の手順である「登録証の交付手続き」に関しては、スキップすることは原則不可能です。
介護支援専門員証とは、介護支援専門員として従事するために発行する必要がある証明書となっています。
介護支援専門員証の有効期限は5年間で、更新するためには満了までに必要な研修を受講する必要があります。
ただし「自分はケアマネであると名乗った上で専門業務を行う」行為を行わない限りにおいては、登録証は必須とされていません。
なお、ケアマネ登録後の登録証手続きなどに関しては、以下の記事を参考にしてください。