面接の話し方のコツを8つ紹介!うまく話せない理由も解説!
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「人と話すことは苦手ではないのに、面接になるとうまく話せない」「いつも緊張して話がまとまらない」のような悩みを抱えていませんか?
面接になると緊張もあり、思うよう伝えたいことが話せないという人も多いのではないでしょうか。
限られた時間の中で志望動機や自分の経験をしっかり伝えるためには、面接に合った話し方を意識することが大切です。
そこで本記事では、面接での話し方のコツや面接でのNG行動についてお伝えします。
面接で相手に伝わる話し方のコツを把握したうえで、面接練習を重ねて内定獲得へ近づいていきましょう。
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面接での話し方のコツ8つ
はじめに、面接で自分の志望動機や経験をしっかりと伝えるために意識したい話し方のコツを8つ紹介します。
これから紹介するポイントのうち、現時点でいくつできているかチェックしてみてくださいね。
もしもできていないコツが多かったとしても落ち込まずに、伸びしろがたくさんあると前向きに捉えましょう。
結論から話す
まず、面接官の質問に対して、結論から話すように意識しましょう。
結論から話すことによって、質問に対する答えを的確に伝えやすくなります。
面接においては、志望動機なども含め、次の順番で回答することが大切です。
- 結論:「私は○○と考えています」
- 理由:「その理由は3つあります。まずひとつ目の理由は…」
- まとめ:「これらの理由を踏まえて、私は○○と考えています」
このように「結論 → 理由 → まとめ」の順に話すことによって、順をおって説明できるため、面接官に自分の意思が伝わりやすくなります。
また自分自身も考えを整理しながら話せるため、落ち着いて話すことに繋がることもメリットです。
要点を簡潔に話す
上述している結論から話すことに加えて、要点を簡潔に話すことも大切にしましょう。
面接の時間は限られているため、決められた時間内で自分の言いたいことをしっかり伝えられるかも面接官はチェックしています。
また面接においてひとつの質問に対する回答の長さは、1分程と言われています。
そのため、面接の練習を行う際に、自分の回答が1分以内に収まっているかを計ってみるのがおすすめです。
話すスピードはゆっくりと
順序に沿って話すことに加えて、話すスピードを意識することも重要です。
話の内容がしっかりまとまっていても、話すスピードが早すぎると面接官に話した内容が伝わらなくなってしまいます。
特に面接では普通のスピードで話しているつもりでも、緊張して早口になりがちです。
そのため、少しゆっくりめの話し方を意識すると、ちょうど良いスピードになりやすいです。
また話すスピードは人それぞれ異なるため、本番を想定した面接練習の際に、自分の声を録音してみましょう。
録音を聞いて、相手に伝わる話すスピードになるよう改善してみてくださいね。
大きな声でハキハキと話す
次に、大きな声でハキハキと話すことは、内容がしっかり伝わるだけでなく、自信があるように見えるというメリットがあります。
内容のまとまりに加えて、自信があるように見える立ち振る舞いができると、面接官に好印象を与えられるでしょう。
面接の独特の空気感に飲まれて声が小さくなってしまうこともありますが、口角を上げて、一語一語しっかり発音するイメージを持って話すのがポイントです。
「話すスピードはゆっくり」のポイントと同様に、一度自分の話している声を録音して、ハキハキと話せているかチェックしてみましょう。
面接官の目を見て話す
面接では、常に面接官の目を見て話すことも大切です。
目を見て話すことで、自信があるように見えたり、伝えようという意思がしっかり伝わります。
対して、目をそらしてしまうと自信がないように見えるため気をつけましょう。
また「どうしても目を見ると緊張してしまう」という人は、面接官の鼻や額など、目の付近を見るようにするのがおすすめです。
目の付近に視線を合わせることで、面接官にとっては目を見て話している印象を与えられます。
語尾を伸ばさず話す
話す時は、「○○だと思います~。」など、語尾を伸ばさないように注意しましょう。
語尾を伸ばしてしまうと、くだけすぎた印象を与えてしまいます。
また語尾を伸ばさないことに加え、語尾までしっかり発音することも大切です。
緊張したり、自信がなかったりすると、語尾までしっかり発音せず、次第にぼそぼそとした話し方になってしまうこともあります。
面接で話す際は、最後まで一語一語しっかり発音して、話し終わる際は語尾を伸ばさずにしっかり切りあげることで、自分の熱意が伝わりやすくなります。
一人称は「わたし」もしくは「わたくし」
面接の際の一人称は、男女問わず「わたし」もしくは「わたくし」です。
「僕」や「自分」の場合、フランクな印象を与えてしまうため注意しましょう。
また企業に対しては、「御社」というようにしましょう。
メールなどの書類においては、「貴社」と表現しますが、面接など会話の際は「御社」というのがルールです。
面接では、社会人として正しい敬語が使えているかもチェックされています。
ふと気が抜けた瞬間に間違えてしまうこともあるため、面接の際は常に気を引き締めて話すようにしましょう。
「あ~」や「えっと」などは使わない
回答する際に「あ~」や「えっと」などの間延びしてまう言葉を使っていませんか?
これらの言葉は、その場を取り繕ったり、考えがないように見えたりしてしまうため、極力使わないようにしましょう。
「あ~」や「えっと」を使ってしまうのには、次のような理由があります。
- 緊張して言葉が詰まってしまう
- 面接への準備不足
緊張して話そうと思っていた言葉が出なくなってしまうことは、誰にでもあり得ることです。
そのため、素直に「緊張しています」と伝え、一呼吸置いてから話し直す方が印象がよくなります。
また、志望動機や自己PRの準備ができていないと、回答する言葉が浮かばず、自然と「あ~」などの言葉が出てしまうため、面接対策はしっかり行いましょう。
話し方以外の重要なポイント
次に話し方以外に意識したい重要なポイントを4つお伝えします。
面接では話し方以外にも所作や話の聞き方などもチェックされています。
次のポイントを押さえて、面接でより好印象を与えられるようにしていきましょう。
姿勢に気を付ける
まず、面接では椅子に座っている際の姿勢に気をつけましょう。
姿勢の良さは、自信があるような印象を与え、声をはっきり発音することに繋がります。
椅子に座る際は、次のポイントを意識しましょう。
- あごを引いて背筋をまっすぐ伸ばす
- 背もたれに背中はつけない
- 男性:両膝をこぶしひとつ分開けて座る
- 女性:膝を離さず、足を揃えて座る
一度スーツを着用したうえで、自分の座っている姿をカメラで撮影して、正しい姿勢で座れているかチェックしてみてくださいね。
適度に相づちを打つ
面接では、就活生が相手の話をしっかり聞く姿勢が取れるかも見られています。
そのため、適度に相づちを打つことを意識して、面接に臨むのが大切です。
相づちする際は、「はい」や「ええ」というようにしましょう。
「うん」や「はあ」などのくだけた相づちは、マイナスの印象を与えてしまうため気をつけてください。
また面接官の会話をさえぎらないように相づちを打つ際は、面接官の目を見てうなずくだけでも大丈夫です。
うなずくだけでも、話をしっかり聞いている姿勢は伝わります。
身振り・手振りを適度に使う
話す際は、じっと固まって話すだけでなく、話のポイントに応じて身振り手振りを使うとより面接官に話の内容が伝わりやすくなります。
身振り・手振りを使うポイントは次の通りです。
- 人数などの規模・大きさを表現したい時
- 頑張った経験などを体現してアピールしたい時
胸の前で手を動かして規模感を表現したり、少しこぶしをあげて頑張ったと力強くアピールしたりすることで、より熱量が伝わりやすくなります。
ただし、身振り・手振りはここぞというポイントで使うようにしましょう。
常に身体を動かしてしまうと、落ち着きがない印象を与えてしまうため気をつけてくださいね。
表情に気を付ける
話の内容や態度と同じくらいに重要なのが、話している際の表情です。
仮に頑張った経験を話しているのに表情が暗いと、「本当に頑張ったのか」と面接官は感じてしまいます。
そのため、なるべく口角を上げて笑顔で話すことを意識しましょう。
口角をあげることで、気持ちが前向きになり、話す際もハキハキと大きな声で話しやすくなります。
面接本番にしっかり口角を上げて話せるように、日頃から鏡を見て口角をあげる練習をしておくのがおすすめです。
はじめは鏡で自分の顔をじっと見つめるのに抵抗があるかもしれませんが、面接官から見た自分の印象を把握しておくことも大切なため、頑張って練習してみましょう。
面接時のNG行動
ここまで、面接の際には話し方や所作が正しくできていることが重要とお伝えしました。
そこで次は、面接時のNG行動を3つ紹介します。
面接を台無しにしないためにも、NG行動をしないようにポイントを覚えていきましょう。
マナーが守れていない
はじめに、採用面接におけるマナー違反をしてしまうと、面接がよくても採用に至らなくなってしまうため気をつけましょう。
マナー違反の例は次のとおりです。
- 無断で遅刻する
- 服装・髪型など身だしなみがなっていない
ひとつでもマナー違反をすると、面接開始前に「採用は難しい」と思われてしまいます。
そのため、電車の遅延などでどうしても間に合わない場合は事前に電話連絡をする、一般的な就活のルールに則った服装・髪型で訪問するなどのマナーは必ず守りましょう。
関連記事:新卒の面接マナーを紹介!気を付けるべき点や礼儀、服装・髪型についても解説
ネガティブな表現をする
面接でネガティブな表現をしてしまうと、面接官にあまり良い印象は与えられません。
面接官は、これから一緒に働く仲間を選ぶ場において、ポジティブな考え方をできる人を採用したいと考えているからです。
そのため、ネガティブな内容をポジティブな表現にできるように事前に準備しておきましょう。
例えば、自分が周りの意見に流されやすいと思っているなら、「協調性があることが強みです」というように、ネガティブをポジティブに変換できると面接がスムーズに進みます。
目線をそらしてあちこち見ない
面接の際には、目線をそらしてあちこちを見ないように気をつけましょう。
緊張したり、気がゆるんだりして視線が泳いでしまうと、面接に集中していないと判断されてしまう場合があります。
また緊張して目線をそらしたくなってしまう人は、面接官も緊張しているケースが多いと覚えておくと安心です。
面接官も初対面の就活生と話したり、合否を決めたりすることは緊張するもの。
だからこそ、緊張することはお互い様だと思い、気負いすぎずに面接に臨むと、落ち着いて面接官の目を見て話せるでしょう。
面接でうまく話せなくなってしまう理由
この記事を読んでくださっている方の中には、面接になると途端にうまく話せなくなってしまうという人もいるのではないでしょうか。
面接でうまく話せなくなるのには、主に3つの理由があるため、ひとつずつチェックしていきましょう。
自己分析ができていない
志望動機や自己PR、長所・短所、これまでの経験など、自己分析ができていないと面接で質問されても、軸を持った回答ができなくなってしまいます。
そのため、面接を受ける際には必ず自己分析をしっかり行いましょう。
「なぜその企業を志望したのか?」「自分がこれまで頑張った経験」などをしっかり深堀できていれば、予想外の質問をされても落ち着いて答えられるようになります。
回答を丸暗記しようとしている
定番の質問に対する回答を丸暗記して答えようとすると、「間違ってはいけない」と緊張してしまう原因となります。
そのため、質問に対する回答の準備は大切ですが、一字一句覚えることはおすすめしません。
回答に対するポイントをしっかり覚えておき、その場の雰囲気に応じて自分の言葉で答えれるのがベストです。
うまく話さないといけないと思いすぎている
「面接官に好印象を与えるために、上手に話そう」と思うと、緊張したり、不自然な話し方になったりしてしまいます。
面接ではうまく話すことよりも、自分の意思をしっかりと伝えられるかが重要です。
そのため、上手に話そうと気負いすぎず、多少言葉に詰まったりしても、自分の思いを面接の場で伝えられるかを大切にしましょう。
面接では事前準備も大事
面接での話し方のポイントや所作のポイントをお伝えしてきましたが、面接がうまくいくかは事前準備次第といっても過言ではありません。
話し方や所作のルールを守って、面接官に自分の思いをしっかり伝えるための、事前準備のポイントを3つ紹介します。
企業が求める人物像を理解しておく
まず、企業がどのような人物を求めているかをリサーチしておきましょう。
企業が求める人物像は、ホームページの企業理念や募集要項の先輩インタビューなどから読み取ることができます。
企業が求める人物像を理解したら、自分の経験や将来の夢と照らし合わせて、どのような部分で企業に貢献できるかなどのアピールポイントを準備しましょう。
キャリアプランを明確にしておく
入社後にどのような職種について、何にチャレンジしていきたいかを明確にしておきましょう。
キャリアプランをを具体的に伝えられるほど、面接官が採用して一緒に働くイメージが湧きやすくなります。
キャリアプランを考える際は、5年後・10年後と数年先の目標を立て、逆算して何にチャレンジするかを考えて答えられるようにするのがおすすめです。
履歴書や職歴の内容を覚えておく
面接では、事前に提出した履歴書や職務経歴書をもとに質問をされるため、自分が書いた内容を覚えておくと安心です。
特に、志望動機や自己PR、長所・短所などを覚えておくようにしましょう。
これらの面接で必ず聞かれる質問が資料と相違がないように気をつけてくださいね。
まとめ
面接で志望動機や自己PRをしっかり伝えるために意識したい話し方のコツを紹介しました。
まず、面接という限られた時間の中でしっかり考えを伝えるために、要点を押さえて結論から話すことを意識しましょう。
また、しっかり話を聞き取ってもらえるように、話すスピードや目線を意識することも大切です。
加えて、背筋をまっすぐ伸ばして座る、口角をあげて話すなど、話し方以外の所作の部分も面接では重要な評価ポイントとなります。
ほかの就活生と差をつけて、社会人としてのマナーが身に付いていることをアピールするためにも、話し方と併せて練習しておきましょう。
そして、最終的には面接の事前準備の有無が合否を左右します。
しっかりと企業研究やキャリアプランづくりを行い、事前提出した書類の内容を把握したうえで、面接にチャレンジしてくださいね。
関連記事:面接の練習方法は?就活に役立つ面接練習のポイントや注意点を解説!
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