就活の面接で「質問はありますか?」の逆質問に役立つ例文8選を紹介
本ページにはプロモーションが
含まれていることがあります
面接の最後に「何か質問はありますか?」と聞かれて、うまく答えられなかった経験はありませんか。
逆質問の機会があった時は何か質問した方がいいとわかっていても、「的外れな質問だったらどうしよう」と不安になりますよね。
一方で、正しい回答方法を知っていれば、就活する多くのライバルと差をつけて自分をアピールするチャンスとなります。
そこでこの記事では、逆質問される理由や回答するための準備、逆質問のOK例・NG例を紹介します。
逆質問にうまく回答する自信がない方は、最後まで読んで就活に役立ててくださいね。
人気・希望する企業への就職を
目指している方へ
- 希望の企業から内定がもらえるか不安
- 面接に自信がない、書類は受かるが面接がうまくいかない
- 時事対策・フリートーク対策を強化したい
アガルートの
面接対策集中講座がおすすめ!
講師は超難関面接を突破し続けてきた現役アナウンサー
体験型ワークでわかりやすく解説・しっかり習得
お祝い金進呈の内定特典付き!
▶>面接対策集中講座を見る
「質問はありますか?」と聞かれる理由
「質問はありますか?」と聞かれる理由がわかると、逆質問の適切な回答方法もわかるようになります。
就活の面接だけでなく、インターンシップの面接でも同様です。
逆質問は回答に決まった型がないからこそ、就活生自身の興味関心や準備量、人柄が現れます。
逆質問される理由は、具体的に以下の6つです。
- 入社意欲、熱意が知りたい
- 志望度が知りたい
- コミュニケーション能力が知りたい
- 社風との相性
- 入社後のイメージ
- 質問力
面接官が見極めようとしている部分を知るために、理由をひとつずつ見ていきましょう。
入社意欲、熱意が知りたい
「質問はありますか?」という回答の型がない質問をすることで、就活生がどのくらい企業に興味関心を持っているのかを確かめようとしています。
つまり、面接官は入社意欲が高い就活生は、企業の事業内容や仕事内容を事前に調べていると考えています。
そこで、「質問はありません」と答える就活生や企業ホームページに書いてある内容を質問する就活生は、入社意欲や熱意が少ない印象を持たれるでしょう。
反対に、しっかりと調べて自分の考えをまとめたうえで質問すると、面接官からの印象は良くなります。
志望度を知りたい
面接ですでに志望動機を聞かれていることも多いですが、逆質問の仕方によって、就活生の志望動機の本気度を見極めています。
質問がある人は、事前に業界や企業を調べて、すでに入社後の自分の姿を想像しているでしょう。
働く姿をイメージすると、以下のようなことが気になってきます。
- どの部署でどのような働き方をするのか
- 配置転換や転勤はあるのか
- 産休・育休から復帰しやすいかどうか など
将来的なことまで考えて質問する就活生は、好印象を持たれる傾向があります。
コミュニケーション能力を知りたい
逆質問は自由度が高いからこそ、面接官がチェックしていることは、コミュニケーションを意識して言葉のキャッチボールができる人かどうかです。
自由に質問してもらうことで、以下の点を判断できます。
- 相手の立場を考えたうえで発言できるか
- 状況にふさわしい質問ができるか
- 事前に準備してきたか
逆質問でコミュニケーション能力が低い印象を与える就活生の特徴のひとつは、面接官の回答を何度も深ぼる人です。
自分の知りたいことを優先するあまり、面接官が回答に困る状況にならないように気をつけましょう。
社風との相性
逆質問の内容は、就活生自身の積極性や主体性などの人柄が色濃く現れます。
質問内容から伝わる就活生が特に重視している点を見て、社風との相性を判断しています。
例えば「能力をのばしてくれる環境ですか?」「研修を受けたらどのようなスキルが得られますか?」などの質問は、会社への依存度が高くて主体性を感じられません。
一方で、「入社までに勉強しておいた方が良いことはありますか?」という質問は、積極性が感じられます。
面接では、逆質問から感じ取れる人柄も判断材料のひとつです。
入社後のイメージ
就活生に逆質問してもらうことで、仕事中に質問する姿を重ね合わせて入社後のイメージをしているケースもあります。
例えば「これは何ですか?」と漠然とした質問をする人は、自分の考えを持っていない印象を与え、入社後に活躍する姿をイメージできません。
反対に「これは〇〇ですか?私は〇〇と考えているのですが、どうお考えでしょうか?」と具体的に伝えると、ちゃんと自分で考えたうえで質問していることがわかります。
逆質問の仕方から、入社したての右も左もわからない状況をどのように乗り越えていくのかをイメージしています。
質問力
逆質問で判断できるスキルのひとつが、質問力です。
仕事の場では、わからないことがある時はわからないまま放置せず、質問して解消しなければなりません。
職種にもよりますが、社会人になると社内外の多くの人と一緒に仕事する機会があるため、質問力が仕事にも影響してきます。
そのため、疑問を放置して大きなミスに繋がらないように、聞きたいことを正しく質問する力が求められています。
逆質問に回答するための8つ準備
逆質問に適切に回答するために準備しておいた方がいいことは、以下の8つです。
- 企業/業界についての把握
- 気になる内容をリストアップ
- アピールしたい内容を決める
- 入社後のギャップを無くす質問を考える
- 内容を取捨選択
- 質問の優先順位をつける
- 端的かつ具体的な質問をする
- 入社後に働いているイメージをさせる
面接時の緊張が伝わる雰囲気の中、きちんと逆質問できるように8つの準備内容を具体的に見ていきましょう。
企業/業界についての把握
逆質問するためには、企業や業界について深く理解しなければなりません。
企業研究や業界研究する時は、特に以下の5つを把握しましょう。
- 企業の業界での位置付け
- 企業の基本情報
- 企業理念や社風
- 働く環境
- 企業や業界の将来性
上記5つを理解しないまま逆質問を考えると表面的な質問しかできず、志望度や熱意が低い印象を与える可能性が高くなります。
面接で好印象を残せるように、基本情報や企業理念、社風、環境、将来性などを他社と比較しながら深掘りして把握することが大切です。
気になる内容をリストアップ
逆質問の際に疑問点を解消できるように、企業について気になる内容を事前にリストアップしておきましょう。
気になる内容例は、以下を参考にしてください。
- 事業内容
- 業務内容
- 一日の流れ
- 社風
- 待遇・勤務形態
- 企業が求める人物像 など
企業について疑問点や不安なところを残したままにしておくと、内定をもらっても承諾するか迷ってしまいます。
面接の際に気になることを質問して、不安なく入社できるようにわからないことがあれば素直に質問して大丈夫です。
ただし、調べればわかる内容は避けてくださいね。
アピールしたい内容を決める
逆質問は、面接で最後にアピールするチャンスです。
自分を最大限にアピールできるように、自分の強みを含んだ逆質問をしてみましょう。
そのためには、事前にアピールしたい内容を考える必要があります。
アピールする内容は、以下の例を参考にしてください。
- 企業と自分との相性
- 熱意、積極的な姿勢
- 長所
- 志望度の高さ
「私は御社にぴったりな人材です」「志望度の高さは誰にも負けません」などとアピールできる質問をして、最後の最後に面接官に良い印象を残して帰りましょう。
入社後のギャップを無くす質問を考える
逆質問は、業務や待遇などの気になる点を質問して、企業が自分の希望や目標と一致しているかを確かめる機会でもあります。
業務内容や福利厚生、企業文化など、入社後にギャップを感じないための質問内容を準備しておくことが大切です。
マンパワーグループの入社前後のギャップに関する調査によると、約半数の人がギャップを感じた経験があることがわかりました。
特に給与や手当、休日、残業時間、職場の人間関係、キャリアアップ体制にギャップを感じているようです。
気になる点は面接の際に質問して、自分の理想と一致するか確認しましょう。
内容を取捨選択
就活では、一次面接から最終面接まで2〜3回ほど面接を受ける必要があります。
面接の段階ごとに担当者の役職が異なるため、質問内容を相手によって変えることが大切です。
多くの場合、一次面接では将来一緒に働くことになる現場社員が担当します。
面接が進むにつれて、課長や部長、社長など面接者の役職も上がっていくでしょう。
一次面接では職場の雰囲気がわかる質問をしたり、二次面接以降は働く熱意が伝わるような質問をして、段階に応じて異なる質問を用意しておいてくださいね。
質問の優先順位をつける
準備しておいた方が良い逆質問の数は5つ程です。
逆質問できる数は企業や面接の段階によって異なるため、最も聞きたい質問から順に優先順位をつけましょう。
逆質問する数の目安は、以下のとおりです。
- 一次面接:1つ程度
- 二次面接以降:1〜3つ
- 最終面接:3〜5つ
特に最終面接の担当者は社長や役員であり、就活生の志望度の高さを見られるため、逆質問の時間が長い傾向にあります。
優先する質問内容は、純粋な疑問を解消するための質問でも、アピールするための質問でも、どちらでも構いません。
端的かつ具体的な質問をする
逆質問の際は「〇〇はどうですか?」と抽象的に聞くのではなく、具体的に質問すると自分なりに分析できて、自分の考えを持っていることが伝わります。
例えば、以下の構成例に沿って質問を考えてみてください。
- 結論:〇〇についてお伺いします。
- 意見:〇〇であることは、〜〜だからだと考えています。
- 深掘り:実際にはどうですか?
端的かつ具体的な質問になるように、意図が伝わりやすい質問構成にしましょう。
自分の考えを伝えて深掘りし、聞きたい内容を明確に伝えると面接官からの印象が良くなります。
入社後に働いているイメージをさせる
入社後を想定した質問をすると、面接官は面接者が働く姿をイメージしやすく、採用を決めるきっかけにもなります。
例えば「将来的に〇〇の分野で活躍したいと考えています。評価次第で〇〇の部署に配属可能ですか?」と、具体的に質問してみましょう。
やる気や熱意のアピールにも繋がり、面接官からは良い印象を持たれる傾向があります。
すでに入社後の姿まで想定していることを伝えて、ほかの就活生と差をつけてくださいね。
逆質問する際の3つのポイント
面接当日までに確認しておきたい逆質問のポイントは、以下の3つです。
- 言葉遣いに気を付ける
- 相手に合った質問をする
- 質問の意図を明確にする
事前に確認して本番で失敗しないように意識しましょう。
言葉遣いに気を付ける
良い質問をしたとしても、言葉遣いが悪ければ印象も悪くなります。
逆質問での印象は、合否に直結するといっても過言ではありません。
したがって、敬語の使い方や質問内容を確認して、面接当日は丁寧な言葉遣いで対応しましょう。
相手に合った質問をする(人事、現場担当者、役職・社長)
面接は人事や現場社員、部長、社長など段階に応じてさまざまな役職の人が担当します。
そのため、相手のポジションに合わせて柔軟に質問内容を変えなければなりません。
例えば、現場社員の働き方を社長に質問しても、適切な回答は得られないでしょう。
反対に、部長や社長にしかわからないことを現場社員に聞くと、困ってしまいます。
面接では相手に合わせた質問をした方が、その場の会話が弾んで好印象を残せるため、面接の段階に応じた質問をいくつか用意して本番に挑んでくださいね。
質問の意図を明確にする
自分では良い質問をしたと思っていても、面接担当者が質問の意図を読み取れなかった場合、返答に困ってしまいます。
また、意図が不明確な質問をして面接官が誤解したまま答えると、期待していた回答がもらえません。
そのため、自分が知りたい内容を絞って、できるだけ簡潔に相手に質問の意図を伝えることが大切です。
限られた時間内にほしい回答を得るためにも、相手に伝わりやすいように配慮しましょう。
就活の役に立つ逆質問例8選
気になる箇所別の逆質問例とアピールしたい内容別の逆質問例をそれぞれ紹介します。
具体的にどのように質問しようか悩んでいる方は、参考にしてください。
気になる箇所別での逆質問例
下記4つの気になる箇所に分けて逆質問例を紹介します。
- 経営戦略・事業戦略について
- 仕事内容について
- 文化・社風について
- キャリアパスについて
面接の段階や面接官のポジションに合わせて、適切な質問例を選んで参考にしてくださいね。
経営戦略・事業戦略について
経営戦略や事業戦略に関する質問は、社長や役員などの役職者が出席する面接に適しています。
社長や役員には、企業の全体像をつかむイメージで視座の高い質問をすることがポイントです。
例えば、業界での会社の立ち位置や企業の方針など、経営戦略や事業計画に関する視座の高い質問を準備しましょう。
会社規模にもよりますが、大きい会社の場合は特に入社後に社長や役員と話す機会が減るため、この機会に会社のビジョンを聞いてみてくださいね。
経営戦略・事業戦略に関する逆質問例
● 御社が特に強みとしていることはなんですか?弱みもあれば教えてください。
● 今後は〇〇の事業に取り組むとニュースで拝見しました。差し支えない範囲で内容を教えていただけますか?
● 将来的に海外事業部で働きたいと考えています。海外での戦略を教えてください。
仕事内容について
仕事内容に関する質問は、現場社員や社員を取りまとめる役職の面接担当者への質問に適しています。
特に希望の配属先の方が面接官の時は、積極的に質問するチャンスです。
入社後のギャップを最小限に抑えるためにも、仕事内容は積極的に聞いておきたい質問です。
実際に働いている姿をイメージして、わからないことや知っておきたいことを質問しましょう。
1年単位の業務スケジュールを質問すると、繁忙期や残業時間などを具体的に教えてもらえるケースがあるため、気になる方は質問してみてください。
仕事内容に関する逆質問例
● 入社後の1年間の仕事の流れを教えてください。
● どんな顧客に対して、何人ぐらいのチームで仕事をしていますか?
● チームや部署での目標を達成するために、どのような取り組みをしていますか?
文化・社風について
文化や社風に関する質問は、現場社員が面接官を担当する時に適しています。
一次面接から最終面接までいずれの面接でもしやすい内容ですが、現場社員に質問すると、よりリアルな話を聞けます。
文化や社風について企業ホームページに書かれていたとしても、実際の雰囲気を把握することはできません。
そのため、面接で現場社員に直接質問して、人間関係やコミュニケーションの取り方などの職場の雰囲気を少しずつ把握していきましょう。
入社後のギャップを少なくするためにも役立つ質問です。
文化・社風に関する逆質問例
● 社員はどのような人が多いですか?
● 部署や事業部によって、組織の文化・環境に違いはありますか?
● 仕事中に先輩方や上司に質問させていただける環境はありますか?
キャリアパスについて
キャリアパスに関する質問は、一次面接から最終面接のいずれの面接でも使える質問です。
特に役職のある社員や社長に質問すると、評価されやすいポイントを把握でき、働くうえでも役立つ知識となります。
なお、キャリアパスについて逆質問することで、入社意欲の高い就活生であることが面接官に伝わりやすくなります。
反対に、企業でのキャリアパスについて具体的に想像できない場合、入社後に大きくギャップを感じるかもしれません。
キャリアパスに関する逆質問例
● 御社ではどのような人が活躍し、高く評価されていますか?
● 御社で長く働くうえで、入社までに、あるいは新人の間に身につけておくべきことはありますか?
● 将来結婚して子供が産まれても仕事を続けたいと考えています。在宅勤務や復職に関する取り組みや課題を教えてください。
アピールしたい内容別での逆質問例
次は、アピールしたい内容別の逆質問例を紹介します。
- 意欲や志望度のアピール
- スキルや長所のアピール
- 自己PRでアピール
- 好印象を残すアピール
面接での逆質問は、アピールする最後のチャンスでもあります。
最後に面接官に良い印象を残すためにも、アピール内容別の逆質問例を見ていきましょう。
意欲や志望度のアピール
逆質問により意欲や志望度の高さをアピールすると、会社に依存心はなく、入社後に活躍したい熱意が伝わり好印象に繋がります。
ただし、まだ採用されているわけではありません。
面接時点では選考中のため、「もし採用されたら」という謙虚な姿勢でアピールすることが大切です。
また、意欲があるだけでなく、会社組織のひとりとして周囲に配慮しながら役割を果たす気持ちがあることも併せて伝えましょう。
意欲や志望度のアピールに関する逆質問例
● もし採用していただけた場合、将来的に〇〇のポジションを目指しています。評価や昇進の制度について何か基準はありますか?
● 入社後はできるだけ早く活躍できるようになりたいと思っています。入社までにしておくといい勉強や経験はありますか?
● 御社で活躍している方の共通点を教えてください。
スキルや長所のアピール
面接で長所を質問された時に伝えきれない内容があれば、逆質問の機会でもアピールできます。
ただし、長所を伝える時は自慢話にならないように、謙虚な姿勢で伝えることが大切です。
アピールする姿勢が露骨にならないように、あくまでも気になっていることを聞く姿勢で質問しましょう。
今までの経験よりも性格や自分の特徴などを含めた質問をすると、面接官は入社後に活躍するイメージを膨らませやすくなります。
スキルや長所のアピールに関する逆質問例
● 〇〇の資格を取得していますが、御社の業務で活かせる場面はありますか?
● 私は人と協力して目的を成し遂げることにやりがいを感じますが、御社ではどのような場面で協力し合って業務に取り組むのか教えていただきたいです。
● 〇〇のスキルを活かしたいのですが、御社で求められる能力は何でしょうか?
自己PRでアピール
企業は相性が良い就活生を採用したいと考えています。
そこで、企業が求める人物像と面接者の強みが一致することを含んだ質問をすると、社風に合う人材と面接官に印象づけられるでしょう。
面接で自己PRを質問されて答えた内容をさらに深掘りして、企業との相性の良さをアピールするイメージで逆質問してみてください。
自己PRでアピールする逆質問例
● 私は協調性の高さを強みとしています。御社の業務では、協調性をどのように活かせますか?
● 大学時代の留学経験を活かしたいと考えています。御社では、若手のうちから語学力を活かせる機会はありますか?
● 大学時代の部活では部長として、50人の部員の統括をしていました。御社では若手の時期もこのような経験を活かせる場面はありますか?
好印象を残すアピール
逆質問で好印象を残せたら、面接全体の印象も良くなる傾向があります。
「質問はありますか?」と聞かれた時は、チャンスと捉えて最後にしっかりとアピールしましょう。
逆質問で面接官が見ているポイントは、入社意欲や熱意、志望度の高さ、コミュニケーション能力などです。
前向きな姿勢で入社後の働くイメージを想像できていることが伝わると、より好印象を残せる可能性は高くなります。
好印象を残すアピールができる逆質問例
● 〇〇様(面接担当者)から見て、企業の魅力ややりがいはどこだと思いますか?
● 〇〇様(面接担当者)が仕事をしていて、一番嬉しかったことは何ですか?
● 御社の〇〇という事業に将来性を感じています。どのようなスキルを磨くと、将来携われるチャンスを手にできるでしょうか?
逆質問のNG例6選
逆質問の場で、以下のようなふさわしくない回答や的外れな質問をすると面接官からの評価が悪くなる可能性があります。
- 特にありません
- 給与や待遇についての質問
- 調べればわかるような内容の質問
- すでに説明がされている内容の質問
- 「Yes」「No」で答えられる質問
- 漠然とした内容の質問
最後の最後で印象が悪くならないように、事前にNG例を確認しておきましょう。
特にありません
逆質問の場では、面接官は就活生の質問力やコミュニケーション能力を見ています。
そこで「特にありません」と答えると、会社に興味がないという印象に受け取られるでしょう。
さらに入社後にわからないことがあっても質問せず、成長や活躍が見込めない人材と捉えられる可能性もあります。
「特にありません」と答えたからといって絶対に不合格になることはありませんが、より好印象を持ってもらえるように質問を準備しておくことをおすすめします。
給与や待遇についての質問
給与や福利厚生の質問をすると、あまり良い印象を持たれません。
なぜなら就職先を選ぶ動機として、福利厚生や労働環境を基準にしてほしくないからです。
企業の方は、それよりも理念や存在意義などに共感して入社してほしいと期待しています。
同じ思いを持っているからこそ、同じ目的や目標に向かってチームで社会貢献できるといっても過言ではありません。
給与や福利厚生については、逆質問の場ではなく求人要項や企業ホームページなどで確認しましょう。
調べればわかるような内容の質問
企業ホームページや求人要項を見ればわかる事柄を質問をすると、熱意がなくて企業について全然調べていないという印象を与えてしまいます。
逆質問は面接者の質問内容次第で、熱意や志望度の高さをアピールできる場です。
だからこそ、ほかの就活生が熱意ある質問をしている中で、ホームページに記載されている内容を質問すると余計にやる気がないように思われるでしょう。
逆質問を準備する時は、企業ホームページやパンフレット、求人要項に書かれている情報をしっかりと確認してくださいね。
すでに説明がされている内容の質問
面接の冒頭や会社説明会などですでに説明されている内容も、同様にNGです。
担当者の説明を全然聞いていないと思われて、印象が悪くなってしまいます。
ただし、説明された内容を深掘りするような逆質問は効果的です。
例えば、「先ほど〇〇について説明がありましたが、具体的にどのような内容なのでしょうか?」と質問すれば、面接中の会話が弾み良い印象を持たれるでしょう。
「Yes」「No」で答えられる質問
先ほども述べましたが、逆質問は質問力やコミュニケーション能力を見られる場です。
企業の方にせっかく直接質問できるのに、「Yes」「No」で終わる質問をすると質問力がない印象を持たれてしまいます。
また、会話も弾まず、コミュニケーション能力が低い印象をもたれる可能性もあります。
面接では面接官と会話することも大切なため、なるべく会話のキャッチボールが生まれて、話が弾む質問を選びましょう。
漠然とした内容の質問
「〇〇さん(面接担当者)は御社のことが好きですか?」といった意図がわからない漠然とした質問も、マイナスな印象を与える可能性があります。
「質問はありますか?」と聞かれて何も思いつかず、そぐわない質問をすると、かえって逆効果です。
面接官にはコミュニケーションを取りにくい、自ら考える力がないといった印象を持たれてしまいます。
面接当日は意図が明確にわかる逆質問ができるように、事前に企業や業界を調べて質問を準備しておきましょう。
関連記事:面接での短所の答え方は?16選の例文や聞かれる理由についても解説
まとめ
逆質問で面接官は、就活生の意欲や志望度、コミュニケーション能力、質問力を見ています。
事前に業界や企業について調べて、質問したい内容を5つ程にまとめておきましょう。
ただし、一次面接から最終面接はそれぞれ面接官の役職が異なります。
そのため、面接の段階と相手の役職に合わせた質問をいくつか用意することが大切です。
「質問はありますか?」と聞かれた時は、相手に好印象を持ってもらえるように、端的かつ具体的に質問しましょう。
質問の仕方は、今回紹介した逆質問例を参考にしてください。
関連記事:就活面接の自己紹介のポイント・答え方・NG例文を紹介
人気・希望する企業への就職を
目指している方へ
- 希望の企業から内定がもらえるか不安
- 面接に自信がない、書類は受かるが面接がうまくいかない
- 時事対策・フリートーク対策を強化したい
アガルートの
面接対策集中講座がおすすめ!
講師は超難関面接を突破し続けてきた現役アナウンサー
体験型ワークでわかりやすく解説・しっかり習得
お祝い金進呈の内定特典付き!
▶>面接対策集中講座を見る
この記事の著者(新井綾世)
さまざまな企業のメディアで活動するフリーランスのライター。
大学在学中は法科大学院への進学を志して勉強するも途中で挫折し、卒業後は都内にあるメーカーに就職。
一般職勤務や地元企業への転職などを経て、ライターとして独立。
現在は主に住宅や教育などの記事の執筆やディレクション、ブログ・SNS運用などを行う。
プライベートでは3人の子供がいる母で「子育て中でも好きな仕事を諦めない!」を実践中。