就職活動をはじめたばかりだと、履歴書の書き方が分からず悩んでしまいますよね。

履歴書は社会人としてのビジネス書類のため、基本的なルールを守る必要があります。

そこでこの記事では、新卒の履歴書の書き方を中心に、履歴書作成時の注意点や提出方法などを分かりやすく説明しています。

この記事を読めば履歴書の基本ルールが分かり、自信を持って選考に臨めるでしょう。

履歴書に書き慣れるまでは、ぜひ読み返してくださいね。

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新卒の履歴書は手書きかPCどちらで作成するのがいい?

履歴書は手書きでもPCでも作れるため、どちらで作成すると良いのか悩む方がいるかもしれません。

結論からいうと、指定がなければ手書き・PCのどちらで作成しても問題ありません。

手書きの履歴書は熱意や個性を伝えやすいメリットがあり、年齢層の高い社員が多い企業で喜ばれる傾向にあります。

一方でPCで作成する履歴書は、文字が読みやすくPCスキルをアピールできるメリットがあり、IT企業や若手が多い企業で喜ばれるでしょう。

もしどちらが適しているのか迷う方は、企業の採用担当者へ確認してみることもひとつの手です。

新卒の履歴書の選び方

履歴書には複数の種類があるため、新卒の就職活動に相応しい様式を選ぶ必要があります。

ここでは新卒の履歴書の選び方を、次の2点から紹介します。

  • 履歴書の種類
  • 履歴書のサイズ

正しい様式と、その理由を確認していきましょう。

履歴書の種類

一般的な履歴書には、以下の5種類があります。

  • 一般・新卒用
  • 大学指定
  • JIS規格
  • 転職用
  • パート・アルバイト用

これらの履歴書の違いは、書くスペースや仕様が目的に合わせて少しずつ異なることです。

新卒の就職活動の場合、一般・新卒用または大学指定の履歴書が適しています。

一般・新卒用と大学指定の履歴書は、志望動機や自己PR欄が大きいため、新卒の就職活動に向いているでしょう。

加えて大学指定のものは大学名が印字されているため、出身校が分かりやすいメリットがあります。

一方で転職用やJIS規格は職歴欄が大きく取られているため、中途採用の就職活動に適しています。

履歴書のサイズ

履歴書のサイズにはA4とB5の2種類があり、これらは2つ折りにした時の大きさを指しています。

A4・B5履歴書の大きさの詳細を以下にまとめました。

横(2つ折りした時の大きさ)
A4297mm210mm
B5257mm182mm

A4は一般的に活用されるノートやファイルのサイズで、B5はノートよりも少し小さくなっています。

新卒の履歴書に活用するおすすめのサイズは、A4サイズです。

企業の採用担当者はA4の用紙に慣れているため、用紙が取り扱いやすく文字のサイズも見慣れているでしょう。

またA4の方がサイズが大きいため、履歴書作成時に文字が書きやすいことも理由です。

企業から特別指定がなければ、A4サイズが無難だといえるでしょう。

新卒の履歴書を書く際に準備するもの

いざ履歴書を書く時に焦らないために、必要なものは事前に準備しておきたいものです。

ここでは新卒の履歴書を書く時に準備するものを、次の6つ紹介します。

  • 履歴書
  • 証明写真
  • ボールペン
  • 印鑑
  • 封筒
  • メールアドレス

どういったものが必要なのか、具体的に確認していきましょう。

履歴書

履歴書については既に本記事で紹介したのですが、2つ折りでA4サイズの履歴書、さらに市販されている一般・新卒用か、大学指定の履歴書が最適です。

自己PRや志望動機の欄が大きい一般・新卒用や大学指定の履歴書が、新卒の就職活動に適しているからです。

大学指定の履歴書は、大学の公式サイトやキャリアセンター、購買、構内の本屋などで販売されています。

もしアルバイト用の履歴書が余っていても、使うのは辞めておきましょう。

証明写真

履歴書には証明写真が必要なため、事前に準備しておきましょう。

証明写真のルールや注意点をまとめると、以下の通りです。

  • なるべく写真館で撮影する
  • 身だしなみは面接と同様のマナー
  • 写真は縦4㎝・横3㎝のサイズ
  • 3か月以内に撮影したもの

証明写真はスピード写真でも問題ありませんが、写真館で撮影するのがおすすめです。

写真館なら就職活動の写真撮影に慣れているため、印象よく綺麗に映してくれます。
スタジオインディ等、就活写真を得意としている写真館を使うのも良いでしょう。

スピード写真より値段は高くなりますが、大切な就職活動のために必要な出費といえ、証明写真を撮る時の身だしなみは、面接の時と同様であれば問題ありません。

スーツはシワや型崩れに注意し、髪型は清潔感を意識して整えましょう。

ボールペン

ボールペンを選ぶ時の注意点は、次の通りです。

  • 油性またはゲルインクのボールペンを選ぶ
  • 消せるボールペンは絶対に避ける
  • ボールペンの細さは0.5~0.7mmだと字が読みやすい

履歴書を書く時は、油性またはゲルインクのボールペンが適しています。

油性ボールペンを使うと、履歴書が水で消えにくかったり、書いている時ににじみにくかったりするメリットがあります。

またゲルインキボールペンはサラサラと文字が書けるため、履歴書の裏に凹凸を付けず、綺麗な文字が書けるでしょう。

一方で絶対に避けたいのが、消せるボールペンです。

履歴書の様な大切なビジネス書類に消せるボールペンを使うと、書いている情報の信頼度が下がってしまいます。

消せるボールペンで書いた書類は第三者でも修正できるため、絶対に辞めましょう。

 印鑑

履歴書には印鑑が必要なケースが多いため、事前にひとつ準備しておきましょう。

履歴書に使う印鑑の種類は、朱肉を使うタイプの認印が最善です。

インクが内臓されたシャチハタは、ビジネス書類には不向きなため避けておくのが良いでしょう。

また役所に届けている実印や、金融機関に届けている銀行印は、大げさな印象に映るため使わないのが無難です。

また、綺麗に印鑑を押すためには、しっかりとインクが付く朱肉と捺印マットを活用するとかなり綺麗に印鑑を押せるため、買い揃えるのが良いでしょう。

封筒

履歴書を入れる封筒は手渡しや郵送の際に必要なため、事前に準備しておきましょう。

A4サイズが入り中身が透けにくい履歴書用の白い封筒が、安くで販売されています。

履歴書用の封筒はなるべく白色を使用し、他の郵便物から目立つようにしましょう。

そして履歴書を封筒に入れる前に、クリアファイルに入れておけば、濡れる心配がありません。

クリアファイルは使い古したものではなく、綺麗な状態のものを活用しましょう。

メールアドレス

履歴書に書くメールアドレスは、なるべくビジネスの場にふさわしいものにしましょう。

メールアドレスは例えば名前と数字を組み合わせたものが、シンプルでビジネスシーンにも適しています。

学生ならプライベート用のメールアドレスしか持っていない方が多いですが、メールアドレスは就活サイトの登録などにも必要なため、就職活動用として作っておくのがおすすめです。

ただし、使い慣れないメールアドレスはフォルダを意識的に確認し、企業からの大切な連絡を見逃さない様に気を付けましょう。

また履歴書にメールアドレスを書く時は「0(ゼロ)」と「O(オー)」の違いを明確にしましょう。

新卒の履歴書の書き方

履歴書作成時に必要なものが準備できたら、履歴書を書いていきましょう。

ここからは新卒の履歴書の書き方として、14項目を紹介します。

基本情報の欄から自己PR、志望動機までつずつ丁寧に説明するため、書き慣れていない方は何度も読み返していってくださいね。

印鑑

押印欄がある履歴書の場合、印鑑を最初に押してインクが乾いてから履歴書を書き始めましょう。

もし印鑑を最後に押すと、押し損ねた時に履歴書を全部書き直さなければならないからです。

また印鑑を押す時は捺印マットを活用すれば、綺麗に押すことができます。

もし捺印マットを持っていない場合、厚みのあるメモ帳やマウスパッドで代用すると比較的押しやすくなります。

また履歴書に一発勝負で押印せずに、他の用紙で試してから押すと失敗を防げるでしょう。

関連記事:履歴書のコピーはNG!NGな理由や手書き・パソコン作成する際のポイントも紹介

日付

履歴書の日付は、書かれている情報がいつ時点の内容なのかを指していて、最新の情報を求められています。

基本的に”企業に提出する日”を書くのが理想ですが、履歴書を渡す方法によって書く日付が異なります。

  • 手渡しの場合:企業に持参する日
  • メールの場合:メールを送る日
  • 郵送の場合:ポストに投函する日

郵送の場合はいつ企業に届くか分からないため、ポストに投函する日を記入しましょう。

また書く日付は西暦・和暦のどちらでも問題ありませんが、履歴書以外の職務経歴書や送付状とも統一することが重要です。

写真

履歴書の証明写真はカッターナイフと定規で真っ直ぐ切り、のりで綺麗に貼りましょう。

履歴書や写真は、のりで汚してしまう可能性があり、もし汚れた履歴書を提出するとツメが甘い、だらしないなどの悪い印象に映ってしまいます。

そして、のりで証明写真を貼る前に、写真の裏に大学名と氏名を油性ペンで書いておけば、剥がれてしまった時に誰のものか一目見て分かります。

誰の写真か分からないと面接の評価や書類選考ができず、不採用に繋がるため注意しましょう。

氏名

日頃氏名を略字で書いている方も、履歴書の氏名欄は戸籍に載っている字体で記入しましょう。

他にも姓と名の間にスペースを空けたり、ふりがなはひらがなとカタカナに気を付けたりすることにも注意が必要です。

生年月日

生年月日は西暦・和暦のどちらで書いても問題ありませんが、履歴書の日付や学歴、また同封する他の書類と合わせることが大切です。

統一しないと採用担当者を混乱させてしまう可能性があり、不親切になるため、もし和暦で書く場合は、平成・令和などの元号を省略せず、漢字で記入しましょう。

性別

性別欄は通常の様式では記入・チェックが必須のため、忘れずに記入しましょう。

従来通りの様式なら男か女に丸を付ける形式か、空欄になっている箇所に男か女と記入する形式が一般的でしたが、昨今では性別欄の回答が任意の様式が販売されています。

もし性別を答えたくない方は、従来の履歴書で空欄にするのではなく、回答が任意の様式を選ぶと良いでしょう。

住所

履歴書の住所には郵便番号や県名から記入し、番地はハイフンに置き換えず、丁目・番地・号などを丁寧に書きましょう。

履歴書の住所を正確に書く理由は、履歴書がビジネスに関わる書類であり、また後日企業が書類を郵送する際に使われるからです。

そして、企業側にとって馴染みのない住所の場合は読み方が分からない場合もあるため、住所欄にはふりがなを記載することが重要です。

また、「連絡先」の欄が住所と同じであれば、”同上”と記入しましょう。

電話番号

電話番号の欄は、日中に連絡がつきやすい番号であることが重要なため、携帯電話でも問題ありません。

履歴書に書く電話番号に選考結果や採用後の連絡が来るため、書き間違えのない様に丁寧に記入しましょう。

関連記事:履歴書の電話番号(連絡先)の書き方は?かっこの場合や3行の場合の記入方法も紹介

メールアドレス

メールアドレスは、就職活動用にフリーメールなどを取得すると良いでしょう。

携帯電話とPCの両方で確認できるメールアドレスだと、企業からの重要なメールを見逃さずに済むからです。

また、既に本記事で述べていますが、「0(ゼロ)」と「O(オー)」の見分けがつくようにはっきりと記入しましょう。

学歴・職歴

学歴・職歴

新卒の学歴欄は中学校卒業から記入し、高校は「高等学校」と書きます。

また大学在籍中の場合、「〇〇大学〇〇学部〇〇学科 卒業見込み」と記入しましょう。

続いて職歴欄は新卒の場合「なし」と記入し、書き忘れではないと証明します。

また、インターンシップやアルバイトは職歴に含まれないため、自己PRなどで取り上げましょう。

そして、学歴・職歴欄を書き終えたら、最後に「以上」と記入すると、ここで終わりだと分かりやすくなります。

入学年や卒業年の年号・西暦の早見表は以下をご参照ください。

免許・資格

免許や資格は、以下の様に正式名称で書きます。

資格名 省略資格名 正式名称
FPファイナンシャル・プランニング技能士
英検実用英語技能検定
MOSMicrosoft Office Specialist
運転免許普通自動車運転免許(AT限定)
中学校教員免許中学校教諭一種免許状(英語)

取得日の欄がある場合は取得日順に記入し、ない場合は企業や業界に合わせて書く順番を考慮します。

例えば金融機関を受ける場合、FPを一番最初に書くと資格所持を強調できます。

資格はすべて書く必要はなく、例えば英検3級や簿記3級などレベルが低めの資格は記入しない方が良い場合もあります。

さらに、TOEICを履歴書に書く最低ラインは一般企業なら600〜650点以上、外資系・グローバル企業であれば700点以上といわれています。

志望動機・自己PR

志望動機には業界を志した理由だけでなく、なぜその企業でないといけないのかを明確に書きましょう。

企業のリサーチはホームページやパンフレットだけでなく、新聞や社長のSNSなどから情報を得ることも大切です。

また、他にも企業のサービスを利用した感想、OB・OGとのエピソードなどを盛り込めば自分だけの説得力の上がる志望動機ができるでしょう。

続いて自己PRは、「自分の得意としていること」と「志望する企業で活躍できる人材」の共通点を書けると良いでしょう。

例えばアルバイトでチームをまとめてきた、接客で高評価をもらったなどをアピールできれば、企業で社員を引っ張り、お客様に好かれる人材だと判断されます。

より具体的に書けば企業で働くイメージが湧き、採用に繋がるでしょう。

趣味・特技

趣味・特技も、採用担当者へのアピールになるひとつの要素といえるため、内容によっては仕事に熱心に取り組むことがアピールできるでしょう。

例えば趣味や特技がスポーツなら、「体力がありそう」「フットワークが軽そう」「爽やか」などの好印象となります。

また、料理なら「マメそう」「几帳面そう」など仕事に丁寧な印象を与えられます。

何かに熱中している人は魅力的に映り、面接でも話が盛り上がるきっかけになるため、好印象に繋げられそうな趣味や特技があるのか、一度考えてみましょう。

関連記事:履歴書の趣味・特技の書き方やポイントを例文付きで解説!

長所・短所

履歴書の長所・短所では、自分の性格・人柄を確認しています。

企業の社風と合うのかを見られますが無理に仕事につなげる必要はなく、長所と短所に一貫性があるのか、自分のことを客観的に見られているのかが大切です。

例えば長所が「面倒見がよいこと」、短所が「協調性がないこと」だとつじつまが合いません。

長所・短所を洗い出すには、過去の経験を振り返り自分にはどんな特徴があるのかを見極める必要があります。

自己分析が苦手な方は、友人や家族に聞いてみることもひとつの手です。

関連記事:面接での短所の答え方は?16選の例文や聞かれる理由についても解説

新卒の履歴書作成時の注意点

ここからは新卒の履歴書作成時の注意点として、次の4つを解説します。

  • 空欄を作らない
  • 誤字脱字に気を付ける
  • 略語は使わない
  • 修正ペンや修正テープで修正しない

ひとつでも見逃すと悪い印象に繋がるため、しっかりと確認していきましょう。

空欄を作らない

職歴や資格・免許の欄に書くことがない場合、空欄にするのではなく「特になし」と記入しましょう。

空欄の項目があると「記入漏れ」なのか「なし」なのか、採用担当者に迷いが生じてしまいます。

また、資格の欄が空欄の場合、勉強中の資格を記入すればアピールに繋げられます。

例えば受験予定の検定資格を書けば、面接で話が広がったり、自己PRに繋がったりするでしょう。

誤字脱字に気を付ける

履歴書は慎重に書き、誤字脱字に気を付けましょう。

履歴書の誤字脱字は、仕事をするうえで大事な書類でミスをしてしまう、最終チェックをしないなどのマイナスイメージに繋がってしまいます。

漢字の書き間違いやふりがな・性別の記入漏れなどがないか、前日までには履歴書を見返しましょう。

略語は使わない

履歴書のすべての項目で略語を使わず、正式名称を使いましょう。

日頃略語を使うことが多い言葉の一例は、以下の通りです。

略語正式名称
就活就職活動
部活部活動
インターンインターンシップ

これらの他にも学歴欄に書く時の「高校」は「高等学校」と書き、資格や免許は正式名称を書きます。

書き間違いを減らすために、履歴書の見本を1枚作成することをおすすめします。

修正ペンや修正テープで修正しない

修正ペンや修正テープで履歴書を書き直すと、書類の信頼度が下がり不採用に繋がります。

採用担当者が見た時に「志望度が高ければ、履歴書は完璧に仕上げられるはず」と疑われるかもしれません。

訂正箇所は、書類を見た瞬間に分かるので絶対に辞めましょう。

関連記事:履歴書を書き間違えた場合はどうする?ミスした場合の対処法やミスしない方法を紹介

新卒の履歴書の提出方法

新卒の履歴書の提出方法には主に3つのパターンがあります。

  • 郵送の場合
  • メールの場合
  • 手渡しの場合

それぞれの提出方法について、注意すべきポイントを解説します。

郵送の場合

履歴書を郵送する場合のポイントは、以下の通りです。

  • なるべく白色の封筒を使う
  • 部署宛・個人宛で敬称を使い分ける
  • 封筒を見ただけで「何が入っているのか」「誰から届いたのか」が分かる様に配慮する
  • 送付状を同封する

履歴書などの重要書類は白色の封筒を使うのが主流で、茶色だと他の郵便と混じってしまう可能性があるからです。

また宛名については、人事部などの部署に宛てる場合は「御中」、採用担当者の個人宛の場合は「様」を付けましょう。

そして宛名を書いたら、その左隣に「履歴書在中」と赤文字で記入すれば、封筒だけを見ても履歴書が入っていると分かります。

また裏側には自分の住所や名前を書けば誰から届いたのかが、封筒だけを見ても明らかです。

封筒の裏表の書き方、送付状の書き方については以下をご覧ください。

封筒の表面
封筒の裏面
送付状

メールの場合

履歴書をメールで送る時の注意点は、次の通りです。

  • PDF形式で送る
  • メールに署名を入力する
  • 件名を分かりやすくする

履歴書はファイル形式をPDFにすると、型崩れなく送れます。

PDFのファイル名は「履歴書+名前+大学名」にすれば、ファイル名を見ただけで内容が明らかです。

また送るメールの文章にも配慮が必要で、「名前」「大学名」「連絡先」の署名を入れ、採用担当者に分かりやすく送りましょう。

さらに、メールの件名に名前とメールの要約を記入しておけば、メールを開く前にどんな内容なのか把握できます。

採用担当者は、たくさんの応募者のメールを確認していて紛れやすいため、特に採用担当者への配慮が大切です。

これらの内容を踏まえたメールの例文は、以下の通りです。

件名:履歴書送付の件/就活太郎

株式会社○○ 人事部 ○○様

お世話になっております。
○○大学○○学部の就活太郎と申します。

こちらのメールに、履歴書を添付しております。
お忙しいところ恐縮ですが、ご査収の程よろしくお願いいたします。

――――――――――――――――
就活 太郎(しゅうかつ たろう)
○○大学○○学部○○学科
携帯電話:○○○-○○○○-○○○○
メールアドレス:○○○○○○.jp
――――――――――――――――

手渡しの場合

履歴書を手渡しするケースは、面接官に渡す場合と受付に渡す場合の2パターンがあります。

面接官に渡す場合は、封筒から出して上に履歴書を置き2枚重ねて渡しましょう。

また、渡す時は「本日はよろしくお願いいたします」と一言添えて、文字が面接官から読める向きで渡すと丁寧です。

一方で受付に渡す場合は、履歴書を出さずに封筒ごと両手で渡します。

渡す時は「本日はよろしくお願いいたします」などと言葉を添え、相手が文字を読める向きで渡しましょう。

まとめ

新卒の就職活動で使う履歴書の書き方をはじめ、履歴書作成時の注意点や提出方法などを解説してきました。

まずは履歴書選びと、書く時に必要なものを用意するところから始まります。

履歴書の書き方は、基本的にビジネス書類と同様、言葉の省略や修正はなしで丁寧に仕上げていきます。

また、空欄を作らない、誤字脱字に気を付けるなどの注意点に該当しない様に、余裕を持って履歴書を作成しましょう。

見直しをする余裕を設けて、完璧な履歴書を目指してくださいね。

今回紹介した細かいルールを確認しながら、履歴書を書き進めていきましょう。

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