就活がうまくいかない人の特徴と対処法をそれぞれ8つ紹介
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就活生の中には「就活がうまくいかずどうすればよいのかわからない」「このまま内定が出なかったらどうしよう」と悩んでいる人がいるのではないでしょうか。
就活に力を注いでいるのに内定が決まらない時は、一度立ち止まって考える必要があるかもしれません。
闇雲に動くのではなくどうして不採用になるのか原因を把握しひとつずつ改善していけば、よい方向に進めるでしょう。
そこでこの記事では就活がうまくいかない人の特徴と対策法をそれぞれ8つ紹介します。
加えて就活がうまくいかないと感じる瞬間や心構えなども解説します。
この記事を読めば内定へ向けて一歩前進できるため、現状を打破したい方はぜひご覧ください。
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目次
就活がうまくいかないと感じている
就活がうまくいかないと、自己否定に陥ったり将来が不安になったりするかもしれません。
焦る気持ちを抑えて冷静に原因を突き止め、ひとつずつ改善策を打っていくことが重要です。
ここではまず就活生がうまくいかないと感じる瞬間の一例と、内定をもらえる平均企業数についてお話しします。
自分と共通部分があるのか、ぜひ確認していってください。
うまくいかないと感じる瞬間
就活がうまくいかないと感じる瞬間は人によってそれぞれですが、例えば以下のような理由が挙げられます。
- 興味のある企業が見つからない
- 1社も内定が獲得できない
- 希望の職種で内定が出ていない
- 周りの人に内定が出始めた
- 面接で受け答えがスムーズにいかない
- 何で選考に通らないのかわからない
- モチベーションが保てない
1社も決まらず周りの友人に内定が出始めると、自分を否定されている気持ちになるかもしれません。
また興味のある企業が見つからずモチベーションが低下すれば、どう行動して良いのかわからず不安だけが残るかもしれません。
内定をもらえる平均企業数
リクルート就職みらい研究所「就職白書2024」 の調査によると、2024年卒の大学生の内定者数は2.61社で、そのうちエントリーシートを提出したのは12.71社、対面・WEB上問わず面接を受けたのは12.54社となっています。
うまくいかない人の特徴8つ
ここからは就活がうまくいかない人の特徴を紹介します。
次の8つを取り上げて解説していきます。
- 業界・企業研究ができていない
- エントリー数が少ない
- 大手企業に絞りすぎている
- ES・履歴書の内容が薄い
- コミュニケーションが取れていない
- 自己分析ができていない
- ビジネスマナーが守れていない
- 就活の失敗をそのままにしている
うまくいかない原因は、案外自分では気付けないかもしれません。
この記事で悩みの根本部分を知り改善に繋げていきましょう。
業界・企業研究ができていない
業界・企業研究ができていないと、選考に通りにくい可能性があります。
志望動機に筋が通っていないと、企業の志望度が低いとみなされ不採用につながる場合があります。
自己分析の精度が高くても、業界や企業への理解が足りないと志望動機に説得力が生まれません。
さらに業界・企業研究が不十分だと、選考に不利なだけでなくミスマッチを起こしてしまいます。
業界や企業について深く調べずに入社すると、働いてから「思っていたのと違う」ということになってしまいます。
一度切りの社会人デビューを大切に、情報収集は徹底しましょう。
エントリー数が少ない
エントリー数が少ないと応募する企業は減り、内定が決まる確立が低くなります。
リクルート就職みらい研究所「就職白書2024」 の調査によると、2024年卒の大学生がプレエントリーしたのは28.12社となっています。
もしこの数字よりも少ない場合、企業のエントリーが足りていないといえるでしょう。
選考を受けるチャンスが少なければ当然内定が決まる確立は低くなるため、一度業界や企業のエントリーの基準を見直す必要があります。
大手企業に絞りすぎている
大手企業に絞りすぎている人は、内定のチャンスを逃しているかもしれません。
知名度と安定感のある大手企業には、応募する人が殺到し毎年競争率が高くなっています。
もしかすると人気の企業に応募しているため、内定が獲得できていないだけかもしれません。
大手企業の特徴は業務の専任担当が決まっていて、同期との競争率が高いことが挙げられます。
もし企業の幅広い業務を担当したかったり競争が苦手だったりする方は、そもそも大企業に適していない可能性があります。
ES・履歴書の内容が薄い
書類選考に通らない方は、エントリーシートや履歴書の内容が薄い可能性があります。
書類選考に通過しないと面接に進めないため、今すぐ見直す必要があるでしょう。
内容が薄い志望動機の特徴はどの企業にも通じる内容を書いている、または企業の特徴を述べただけの内容です。
どちらのケースもなぜ自社に応募したのか、志望度の高さを感じられません。
志望動機のほかにも、自己PRが弱いケースがあります。
自己PRでは企業の求める人材なのか、活躍できる人材なのかを見られます。
コミュニケーションが取れていない
面接に通らない方は、面接官とうまくコミュニケーションが取れていないかもしれません。
面接は自分のアピールの場ですが、コミュニケーションの場でもあります。
面接官とのやり取りから、社会人としてコミュニケーション能力があるのかを見極められるでしょう。
したがって一方的に話し意思疎通ができないと、コミュニケーション能力がないと判断されてマイナス評価になってしまいます。
またグループディスカッションでも、コミュニケーション能力が重要です。
グループディスカッションはチームワークを意識できているかが大切となります。
自分のアピールはもちろん必要ですが、ほかの就活生への配慮も忘れずに。
自己分析ができていない
自己分析がきちんとできていないと、選考に通らない可能性があります。
自己分析とは自分の強みや特徴を理解することで、自分自身を深く理解できていなければ自己PRはうまくできません。
また志望動機と自己PRは絡める必要があるため、志望動機も弱くなってしまいます。
就活において自己分析は必要不可欠でしょう。
そもそも自己分析ができていないと、応募する企業との相性を確認しづらく「思っていたのと違う」と途中で気付くことになってしまいます。
自己分析は就活の基本だといえるでしょう。
ビジネスマナーが守れていない
書類選考や面接に通らない方は、最低限のビジネスマナーが守れていますか。
就活におけるビジネスマナーとは「面接の時間を守る」「明るく挨拶をする」「身だしなみを整える」などの基本的な内容です。
学生時代になじみのないビジネスマナーは、体に染みついていない方が多いかもしれません。
しかし就活は社会人の第一歩目のため、大人としてのマナーを最低限は守る必要があります。
あまりにビジネスマナーが守れていないと採用を検討する以前の問題になり、面接で中身を見る前に不合格となってしまうかもしれません。
就活の失敗をそのままにしている
過去の就活の失敗をそのままにしていると、同じ過ちを繰り返してしまいます。
就活は最初はわからないことも多く、経験を踏まえてより良い方向へ改善していくものです。
面接でうまく話せないと気付いた時や履歴書の志望動機が弱いと気付いた時に、どう動くかがポイントとなります。
選考の振り返りをしないと同じ失敗を繰り返してしまい、内定が決まらない可能性があるでしょう。
うまくいく対処法8つ
ここからは就活がうまくいく対処法を紹介します。
次の8つを取り上げて解説します。
- 業界・企業分析をする
- 就職先の視野を広げる
- 面接対策をする
- 自己分析をする
- ビジネスマナーを身につける
- 適性検査対策をする
- 選考後にフィードバックをもらう
- 就活対策講座を受ける
自分ができていない部分を見極め、できることから取り組んでみてはいかがでしょうか。
業界・企業分析をする
業界・企業分析を丁寧に行なえば、説得力のある志望動機となります。
志望動機に深みがあると志望度の高さを感じ、書類選考や面接に通りやすくなるでしょう。
業界分析の方法は、さまざまなメディアから情報を集めることが挙げられます。
業界団体のホームページや本、新聞、就活サイトなどあらゆるところに情報があります。
また企業分析は「ほかの企業ではなく、なぜこの企業を志望したのか」を伝えられると説得力が上がります。
ほかの就活生と差異を付けるために、情報収集はとことん行いましょう。
公式サイトはもちろんSNSやブログなど隅々まで確認し企業を知り尽くしたうえで、志望動機を考えてみてください。
就職先の視野を広げる
エントリー数が少ない方は、業界や企業の視野を広げてみてください。
思い込みで視野を狭めていれば、チャンスを逃しているかもしれません。
ここでいう思い込みとは、例えば応募人数の多い有名な企業ばかり志望していると、競争が激しく選考を進めるのが難しくなることです。
有名な企業以外でも自分に適した会社があるため、就活サイトで企業検索をしたり業界研究をしてみてください。
就職先の視野を広げるコツは、仕事内容から考えることです。
職種に憧れて業界を志望することもよいですが「接客業がしたい」「人をサポートする仕事がしたい」などの仕事内容から業界を探してみてください。
エントリーが遅れると、選考に間に合わずチャンスを逃してしまうため、早めの行動がおすすめです。
面接対策をする
面接に自信がない方は質問内容がある程度決まっているため、事前に答えを用意しておきましょう。
頻出する質問の一例は、次の通りです。
- 志望動機
- 自己PR
- 学生時代頑張ったこと
- アルバイト経験
- 長所・短所 など多数
どの質問も企業の求める人物像なのか、また相手に簡潔に伝える力があるかを見られます。
大学のキャリアセンターや友人、家族に協力してもらい、面接の予行練習をしましょう。
客観的な意見をもらい、少しずつ良い形に改善していけます。
自己分析をする
就活がうまく進まない時は、原点に戻って自己分析を行なうことも重要です。
自己分析を丁寧に行なえば軸の通った受け答えができ、1本筋の通った自分の魅力を企業に伝えられます。
過去から現在までの経験を振り返り、自分がどんなスキルを持っていてどんな経験をしてきたのかを把握しましょう。
スキルや経験はどんな企業で活かせるのかを考えてみたり、志望する企業で強みになる経験を洗いだしたりできます。
選択肢が広がり筋の通った志望動機・自己PRができるため、履歴書や面接の内容が薄いと感じる方は試してみてください。
ビジネスマナーを身につける
面接では最低限のビジネスマナーがあるかどうかも見られています。
一緒に働くうえで気持ちよく働ける人材は、選考以前の問題です。
面接で中身をしっかりと見てもらえる様に、最低限のマナーを身に付けましょう。
気を付けるべきビジネスマナーの一例は、以下の通りです。
- 面接時間の時間厳守(早すぎるのもNG)
- はきはきと挨拶をする
- 待ち時間は静かに待つ
- お辞儀やノックのマナー
- 相手が聞き取りやすい話し方を意識
相手の立場に立って失礼のない行動を取りましょう。
また面接ではマナー以外に、身だしなみも評価のポイントです。
身だしなみに気を付けるポイントは以下の通りです。
- スーツにシワが入っていないか
- 靴は汚れていないか
- 髪色が派手すぎないか
- 髪型は前に垂れ下がらないか など
社会人として適切な身だしなみを心掛けましょう。
適性検査対策をする
就活での適性検査である「能力検査」と「性格検査」に自信がない方は、今一度対策をしましょう。
能力検査は一般教養があるのかを見極めるために、一般常識や国語・数学・英語・社会・理科などの問題が出題されます。
一般常識は新聞やニュースをチェックし、また5教科はSPIの参考書で出題傾向を把握しましょう。
性格検査は就活生がどんな性格をしているのか、人間的な部分を見られます。
検査を行なう目的は企業によって異なりますが、日頃の自分を意識しながらほんの少しポジティブなイメージで答えるのが良いでしょう。
企業研究がしっかりとできていれば会社に合った人物像がイメージできて、自信を持って答えられるかもしれません。
選考後にフィードバックをもらう
企業から選考のフィードバックがある場合、今後の面接に活かせられます。
採用担当者目線で自分の良い部分と悪い部分を知れるため、採用につながる面接へ改善していけます。
フィードバックは面接終了後にその場で伝えられたり、電話やメールで伝えられたりします。
もし伝えてもらえなかった場合、面接の最後に「質問はありますか」と尋ねられた時に聞いてみることもひとつの手です。
ただ答えたくない企業もあるかもしれないため、しつこく聞きすぎないように注意しましょう。
フィードバックは聞いて終わりではなく、次の面接までに改善することが重要です。
強みを活かし直すべき部分に向き合うことで、段々精度の高い受け答えができるようになっていくでしょう。
就活対策講座を受ける
自分の不足している部分が明確なら、就活対策講座を受けましょう。
講師から知識を習得し、すぐに就活に取り入れることができます。
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WEBで開催しているものが多く、気軽に自宅から受けられて申し込みも簡単なケースが多いため、気軽に参加してみてはいかがでしょうか。
うまくいかない時は休むことも重要
努力しているのに内定が決まらない時は、休むことも大切です。
ストレスが溜まり、焦っていると良い結果には繋がりにくくなります。
忙しくても思い切って休暇の時間を作り、友達と話したり好きな場所に訪れたりしてリフレッシュしましょう。
また睡眠時間や規則正しい生活も大切です。
疲労が溜まると面接で表情に出てしまい、面接官と話す時に頭が回らないかもしれません。
生活リズムを整えることも就活の一環だと考えて、規則正しい生活を送りましょう。
就活は体と心の健康が重要なため、自分の本来の魅力が伝わるように自分を労わることを心掛けてください。
関連記事:就活がきつい・やめたいと感じる6つの理由と対処法・はやく終わらせるコツを紹介
まとめ
就活がうまくいかない人の特徴と、その対処法をお伝えしてきました。
就活に苦戦した時はまずは自分自身に足りないところを把握し、改善していくことが重要です。
業界・企業研究を進め選択肢を増やすことや、面接対策やビジネスマナー、適性検査を一度見直してみることが大切です。
また勤勉な方は就活対策講座で学び、書類や面接に取り入れてみてください。
納得のいく企業から内定を獲得するために、より良い方向へ改善していきましょう。
ただし体と心の健康は重要なため、しっかりと休息を取りながら一歩ずつ前に進んでいきましょう。
関連記事:就活はいつから始めるべき?就活のスケジュールからやるべきことまで徹底解説
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