就活はいつまで続くのか?就活が終わらない学生の特徴や対処法も紹介
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なかなか内定がもらえないと、就活がいつまで続くのかわからなくて不安になってきますよね。
多くの学生は夏頃までに就活を終えますが、秋以降も就活を続けている学生は少なくありません。
そうはいっても、大学の同期が内定をもらっている姿を見ると焦ってしまうと思います。
まずは内定がもらえないと焦って行動するのではなく、今までの就活を振り返ってみて確かな方法で内定に向けて行動しましょう。
この記事では、就活が終わらなくて不安になっている学生に向けて、就活が終わらない人の特徴や対処法をまとめました。
いつまで続くのか心配な方は、早速実践して内定獲得へと一歩ずつ確実に行動していきましょう。
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目次
就活はいつまで続くのか?
株式会社リクルートの就職プロセス調査によると、大学4年生の7月頃になると全体の約8割の学生が就活を終えているようです。
5月頃には就活生の半分が、8月になると9割以上が内定を獲得しています。
つまり、一般的な就活の終了時期が大学4年生の7月頃といえます。
多くの企業では、大学3年生の3月に説明会とエントリーシートの提出を開始して、6月頃に面接をして内定を獲得する流れです。
夏採用で採用人数が充足した企業は、採用活動が終了となります。
一方で、7月頃までに内定を獲得していない学生は、秋以降も就活を続けています。
もちろん秋以降の採用でもチャンスはあります。
大手企業のような採用人数が多い企業は秋以降も継続して採用活動をしており、優良企業に就職できる可能性もあるでしょう。
ただし、11月以降に内定をもらえていない場合は要注意。
11月になると多くの企業が募集を締め切ってしまい、就職浪人になる可能性もないとは言い切れません。
また、11月以降は内定をもらっていた就活生が辞退して、空いた枠を補填するために採用する時期でもあります。
内定をもらえるチャンスと喜ぶ学生がいるかもしれませんが、あくまでも補填するための採用活動です。
したがって、希望の部署や職種に配属してもらえない可能性もあります。
関連記事:就活はいつから始めるべき?就活のスケジュールからやるべきことまで徹底解説
就活のスケジュール
例年の就活のスケジュールは、以下のとおりです。
- インターンシップ:大学3年生の夏から
- エントリー・会社説明会:大学3年生の3月〜5月
- エントリーシート提出:大学3年生の3月中旬〜5月
- 面接:大学4年生の6月〜9月
- 内々定:大学4年生の6月〜9月
早い方は、大学3年生の夏頃からインターンシップに参加して、就活準備を始めています。
大学3年生の秋頃になると、外資系企業のような採用が早い企業は選考を開始し、中には内々定を出す企業もあります。
大学3年生の1月頃は、経団連非加盟の企業が採用活動を始める時期です。
さらに3月1日は就活解禁日で、多くの企業のエントリーや会社説明会、エントリーシートの提出が始まります。
6月頃になると内々定を獲得する学生も現れ、7月には約8割の学生が内定を獲得しています。
就活が終わらない学生の特徴
内定がもらえなくて就活が終わらない学生の特徴は、以下の5つです。
- 選考の対策ができていない
- 志望先を明確に決められていない
- 選考を受けている数が少ない
- エントリーシートの内容が薄い
- 自己分析ができていない
自分が当てはまっていないかひとつずつ確認してくださいね。
選考の対策ができていない
なかなか就活が終わらない学生の多くは、選考の対策がしっかりとできていません。
どの企業や業界で就活する時も、念入りな選考対策が重要です。
具体的には自己分析や企業研究、面接練習を行い、聞かれるだろうと予想できる問いには的確に答えられるように準備しておきましょう。
選考の対策ができていないと、面接で聞かれたことに対して的確に答えられず、面接官に良い印象を残せません。
その結果、志望度が低く企業への優先度が低い学生と判断されて、内定に繋がりません。
どれだけ能力が高く、志望先と相性がいいと思っていても、選考当日に本領を発揮できないと面接官からの高評価は得られません。
企業は「志望度が高い人はしっかりと対策しているもの」と考えているため、準備不足が伝わると不採用になる可能性があります。
志望先を明確に決められていない
自分に合った企業の選考を受けないと、内定には繋がりません。
新卒は就活の選択肢が幅広く、学部や学科に関係なく多くの業界や業種の選考を受けられます。
選択肢が多い結果として、志望先を明確に決められず、自分に合った業界や企業を見つけられない学生が多くいます。
いくら優秀な学生でも、「大企業だから」「安定した会社だから」といった理由だけでは内定をもらえません。
まずは社風や実際の業務内容などを、採用サイトやインターン、OB・OG訪問を通して調べましょう。
業界研究や企業研究を行うことで、具体的な志望先が少しずつ見えるようになってきます。
就活では単に能力が高い人が求められるのではなく、相性がいい業界や企業を見つけられた人ほど内定を勝ち取っています。
選考を受けている数が少ない
選考を受けている数が少ないとどうしても内定獲得率が下がって、いつまで経っても就活が終わりません。
ときどき1社しか受けずに内定を獲得する学生がいますが、非常にまれなケースです。
条件の良い企業や人気の企業は選考倍率が高く、中には選考倍率が200倍や300倍といった企業も存在します。
倍率が高い企業はそもそも採用数が少ないため、ひとつの枠に対して300人で競うといった状況になります。
したがって、応募している企業が少なく、人気の企業ばかりに応募していると内定をもらえる確率も低くなってしまいます。
基本的には何十社と選考を受けて、内定が獲得できる確率を高めておくとベストです。
選考を受ける回数が多いほど面接にも慣れてうまく受け答えできるようになり、面接官に良い印象を持たれる可能性も高くなるでしょう。
エントリーシートの内容が薄い
書類選考に通過できない人の多くは、エントリーシートの内容が薄い傾向にあります。
エントリーシートは、企業とのファーストコンタクトの場です。
記入量が少ない人や抽象的な書き方をしている人は、面接官にマイナスな印象を与えてしまいます。
また、たとえ記入量が多くても、いい加減な内容では書類選考を通過できません。
エントリーシートには志望動機や自己PRなどの設問が用意されていますが、具体的でわかりやすい内容や書き方、適切な文字数で完成させることが大切です。
しっかりと企業研究と自己分析をした上で、企業が求める人物像と自身の強みを照らし合わせて伝えましょう。
時にはエントリーシートを第三者にチェックしてもらうことも有効です。
自己分析ができていない
就活がいつまでも終わらない人の特徴には、自己分析ができていないことも挙げられます。
自己分析は自分の長所や短所、価値観を把握・分析して就活での強みを見つけることです。
自己分析がしっかりとできていない場合、企業を納得させるような志望動機や自己PRをアピールできません。
結果として、志望度が低い学生と判断されて、選考に通過するのが難しくなります。
一方で、自分でわかった強みを企業でどのように活かせるかといったテーマを具体的なエピソード付きで伝えると、面接で好印象を持たれるようになります。
就活が終わらない場合の対処法
内定がもらえず就活がいつまでも終わらない時の対処法は、以下の6つです。
- 就活の根本から見直す
- エージェントを利用する
- まだ採用している企業にエントリーする
- 逆求人イベントに参加
- 就活する期限を設定する
- 面接対策を行う
就活を早く終わらせたい方は、さっそく実践してみましょう。
就活の根本から見直す
いつまで経っても内定を獲得できない場合は、自己分析や業界・企業研究、ESなど就活を根本部わから見直しましょう。
もしかすると、今までの就活のやり方が間違っていた可能性があります。
ただ、就活は合否の結果しかもらえないため、自身のやり方のなにがダメだったのかがはっきりとわかりません。
そこで、定期的に見直して改善点を見つけて、次に活かすことが大切です。
例えば、以下のようなポイントを見直しましょう。
- 長所と短所、強みはうまく表現できているか
- ESはわかりやすく書いたか
- 面接での言葉遣いや態度は大丈夫か
- 質問に対して的確に答えているか
- 身だしなみは適切か
上記を参考に今までの就活を振り返り、改善を重ねていきましょう。
エージェントを利用する
内定獲得に向けて、就職エージェントを利用することもひとつの方法です。
就職エージェントは、学生ひとりひとりにアドバイザーがついて、就職活動を支援してくれるサービスです。
具体的にはエントリーシートや面接の対策、相性の良い企業の紹介などを行っています。
利用することで、今までよりも効率よく就活を進められる可能性が高くなります。
なかなか内定がもらえなくて苦労している人や、自分で改善ポイントを見つけられない方にはおすすめ。
まだ採用している企業にエントリーする
大学4年の夏になっても内定がひとつもないからといって、諦める必要はありません。
企業によっては夏以降も採用活動をしているところもあり、中には12月頃まで採用している企業もあります。
また、ベンチャーや外資系企業は、通年採用活動をしています。
夏以降から冬に行われる採用は、春に比べると倍率が低いため、いつまでも内定がもらえない人も諦めずチャレンジしましょう。
秋に採用しているからといってブラック企業な訳ではなく、優良企業も多くあるため安心してエントリーしてくださいね。
逆求人イベントに参加
就活のやり方には、企業から特別選考のスカウトがもらえる逆求人イベントやサイトもあります。
参加・登録を行い、プロフィールを埋めるだけで自身に興味を持ってくれた企業から連絡が届きます。
就職エージェントと併用して参加・登録するといいでしょう。
就活する期限を設定する
就活がいつまでも長期化しないように、期限を設定して逆算して行動していく方法も有効です。
- 就活を終わらせたい日
- 企業の採用活動期間
上記2つを意識して、以下の4つの項目を決定してくださいね。
- 内定をもらう期限
- 最終面接を受ける期限
- エントリーする期限
- 自己分析・企業研究などをやり直す期限
期限を決めることで今すべき行動内容が明確になり、効率よく就活を進められるようになります。
決めた期限や予定はスケジュール帳やアプリに入力して、いつでも確認できる状態にしておきましょう。
面接対策を行う
今までの就活を改善するためには、面接対策も効果的。
面接対策を行う時は面接のポイントをインプットするだけでなく、模擬面接をして受け答えを実践してみることが大切です。
対策しておくと質問に対して的確に答えられるようになり、予想外の質問をされても慌てずに答えられるようになります。
まとめ
いつまでも就活が終わらなくて不安になっている方に、このような内容をお伝えしました。
- 大学4年の7月に就活が終わる学生が多い
- 中には夏採用以降も就活を続けている学生もいる
- 就活がうまくいかない原因には対策不足や自己分析が不十分などが挙げられる
- 今からでも適切な対策をすれば内定をもらえる
- エージェントや面接対策講座などプロの手を借りることもアリ
今は内定を獲得できていなくても適切に対策すれば、内定をもらえる可能性は十分にあります。
今までの就活のやり方を見直して、自分に足りていない部分を改善していくことが大切です。
関連記事:就活がきつい・やめたいと感じる6つの理由と対処法・はやく終わらせるコツを紹介
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