面接の流れを入室から退室まで紹介!面接を成功に導くポイントも解説!
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「面接の流れがわからない」「面接で気を付けるポイントを知りたい」と悩んでいる就活生はいるのではないでしょうか。
基本的な面接の流れを把握しておけば、余裕を持って面接に臨めます。
落ち着いた受け答えから、企業の評価にもつながるでしょう。
そこでこの記事では、面接の基本的な流れを入室から退室まで紹介します。
加えて面接を成功に導くポイントも解説します。
書類選考の通過が無駄にならないように、ポイントを抑え内定獲得を目指しましょう。
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目次
基本的な面接の流れ
まずは基本的な面接の流れを、次の4つの項目に分けて解説します。
- 入室時
- 面接中
- 退室時
- 面接終了後
実際の面接をイメージしながらご覧ください。
1.入室時
面接の部屋へ入室する時、面接官は第一印象を見ています。
入室時の正しい振る舞いがあるため、一通り確認しておきましょう。
面接官に呼ばれたら、面接の部屋のドアを3回ノックします。
「どうぞ、お入り下さい」と言われたら「失礼いたします」と挨拶をしてから入室します。
入室したらドアはそのまま手を離さずに、後ろを振り返りゆっくりと閉めましょう。
そしてドアを閉めた後、面接官の方を向き「失礼いたします」または「よろしくお願いいたします」と挨拶をして、軽くお辞儀をします。
お辞儀をしたあと、椅子の方へ向かい、椅子の横に立ったら「○○大学○○学部の○○と申します。本日はよろしくお願いいたします」と伝え、深くお辞儀をします。
丁寧な印象に繋げるため、挨拶が終わってからお辞儀をしましょう。
次に面接官に「ご着席下さい」と言われたら椅子に座り、鞄を椅子の横に立てるようにして置きましょう。
就職活動の時は立てられる鞄がおすすめで、さらに上着はコンパクトなものを活用すると持ち運びに困りません。
面接官があとから入室してくる場合
先に面接を受ける部屋へ通され、面接官があとから入室するパターンもあります。
その場合、待ち時間はスマホを触ったり、落ち着きのない行動をしたりしないようにしましょう。
建物に入った時点で、選考が始まっている位の気持ちで振る舞うことが大切です。
面接官が入室したら、すぐに立ち上がり「本日は面接の機会をいただきありがとうございます。○○と申します。よろしくお願いいたします」と挨拶をして深くお辞儀をしましょう。
その後、面接官から「ご着席下さい」と言われたら「失礼いたします」と伝え、軽くお辞儀をして着席します。
2.面接中
面接官は面接中の振る舞い・マナーをしっかりと見ています。
好印象を残すためには、ハキハキと笑顔で姿勢よく話すことが重要です。
挙動不審な動きをせず、堂々とした振る舞いを心掛けましょう。
続いて面接の会話の中身について、以下の4つのポイントを解説します。
- 自己紹介
- 志望動機
- 自己PR
- 逆質問
これらのポイントは、面接で話す時はもちろんエントリーシートや履歴書作成の参考にもなるため、ぜひ目を通していってください。
自己紹介
ほとんどの面接で、はじめに自己紹介を求められます。
自己紹介と聞いても何を話して良いのかわからない方も多いかもしれません。
自己紹介は、以下の内容を伝えるのが一般的です。
- 大学・学部名
- 名前
- 自分の強み
- 企業で強みを活かす方法
- 意気込み
自己紹介が長すぎたり短すぎたりすると、コミュニケーション能力がないとみなされるため、程よい長さの1〜3分程で話せるように練習しておきましょう。
面接は出だしがうまくいくと、最後までリズム良く話せることが多いです。
話し声はハキハキと、表情は笑顔で、気持ちはリラックスして臨みましょう。
志望動機
志望動機は、面接で必ず聞かれる質問です。
企業分析と自己分析を徹底して行い、話す内容をしっかりと固めておきましょう。
面接官は志望動機から以下のことを確認しています。
- 自社への志望度の高さ
- 活躍してくれる人材か
- 長く働いてくれるか
志望動機を考えるうえで注意すべきなのが、企業が求める人材と自分の強みのマッチ度です。
企業が求めている人材を把握し、それを証明できるエピソードを伝えれば「自社で活躍してくれる人材」だと判断されます。
どんな企業にも当てはまる志望動機は面接官の心に響かないため、企業分析を徹底して行いその企業にしかない特徴を探しましょう。
自己PR
面接官は、自己PRから「一緒に働きたい魅力があるのか」「仕事で活躍できる人材なのか」を判断します。
企業は応募者の能力だけでなく人柄も重視するため、自分が頑張ってきた経験や自分らしいエピソードを伝えましょう。
また、若いうちはポテンシャルや人柄で判断されることも多く、素直さや可愛げのある雰囲気なども見られます。
これから育てていきたい人材なのか、将来性がある人材なのかを見極められます。
もちろん企業で活かせる強みをアピールすることも大切。
採用すれば企業が利益を得られるのか、企業の成長に貢献できるのかも見られます。
志望動機と同様、企業や職種で活かせる自分のスキルを見極め、アピールすることが重要です。
逆質問
多くの企業面接では、最後に「質問はありますか?」聞かれます。
業務内容や社風、キャリアパスなどを質問し、入社後のイメージをしているとアピールできると好印象です。
逆質問で気を付けるポイントは、公式サイトに書いてある内容を聞かないことで、企業研究の甘さを見抜かれてしまいます。
また、待遇や福利厚生を聞きすぎると、給料や労働条件を重視する人だと思われてしまいます。
逆質問は熱意をアピールする最後のチャンスなため、企業への質問からさりげなく志望度の高さを伝えることが重要です。
関連記事:就活の面接で「質問はありますか?」の逆質問に役立つ例文8選を紹介
3.退室時
面接が終わったら、椅子から立ち上がり「本日はお時間をいただきありがとうございました」とお礼を伝えて、深くお辞儀をします。
その後、ドアの方へ向かって歩き、ドア付近で面接官の方へ向き直したら「失礼いたします」と伝え、深くお辞儀をします。
ドアを閉める時は、なるべく音がしないように丁寧に取り扱いましょう。
面接官が見送ってくれる場合
丁寧に対応してくれる企業なら面接終了後に、採用担当者が会社の出入り口やエレベーターまで見送ってくれる場合があります。
見送りがある場合、案内してくれる人の後ろについていきましょう。
無理して話を振る必要はないため、質問されたら愛想良く受け答えをしてください。
さりげなく面接の機会をもらった感謝を伝えることもポイントです。
4.面接終了後
退室したら気が抜けてしまいそうですが、企業の選考はまだ終わっていません。
面接終了後の、以下の2つのポイントを確認していきましょう。
- 会場から出る時
- 家に着いた時(お礼メール)
会場から出る時
面接が終わったら速やかに会場から出ましょう。
誰がどこで見ているかわからず、振る舞いによっては選考に悪い影響を与えてしまいます。
例えば建物の中に居座ったり、スマホを見ながら歩いたりすることは控えましょう。
また、会場近辺でのマナーにも注意が必要で、社員の方と最寄り駅で遭遇する可能性があるため、最後まで気を引き締めて、社会人らしい振る舞いをしましょう。
家に着いた時(お礼メール)
お礼メールは必須ではありませんが送ると好印象で、丁寧な人柄と企業への熱意を伝えられます。
お礼メールを送る場合、なるべく面接当日の日中に送るように心掛けましょう。
日がすぎてから送ると自分の印象が薄れてしまったり、選考が進んでいたりする可能性があります。
また、深夜に送ることは印象が悪いためなるべく控えましょう。
グループ面接の流れ
一次面接でグループ面接を取り入れる企業は多く、面接通過のためにポイントを把握する必要があります。
ここではグループ面接の流れを、次の3点から確認します。
- 入室時
- 面接中
- 退室時
グループ面接ならではの要点を抑えていきましょう。
入室時
グループ面接での入室時は、先頭の人がドアを3回ノックします。
「どうぞ、お入りください」と言われたら、先頭の人から「失礼いたします」と伝えたあとお辞儀をして、順番に入室します。
1番最後に入室した人はドア側を振り返り、音がしないようにそっと閉め、面接官の方へ向き直して「失礼いたします」と一礼します。
指定がない限り、先頭の人から順に奥の椅子を利用します。
全員が椅子の横に立ったら、「ご着席ください」などと声を掛けてもらえるため、指示に従いましょう。
グループ面接はほかの学生が優秀に見え、自信をなくすことがあるかもしれませんが、人と比較せず自分の良さを伝えられるように、堂々と立ち振る舞いましょう。
面接中
グループ面接での振る舞いやマナーとして、注意すべき点が2つあります。
ひとつ目はほかの応募者が話している時も、気を抜かないことです。
面接での自己PRや志望動機は、ほかの応募者と似てしまう可能性があります。
「先程話されていた内容と似ているのですが」と一言添えられると、人の話を聞き臨機応変に話せることをアピールできます。
また、ほかの応募者が話している時は、軽く相槌を打ち自然な振る舞いを心掛けましょう。
ふたつ目は簡潔に話すことで、ダラダラと話すと自分ばかりアピールしようとしていると判断されます。
また、ほかの応募者の時間を奪ってしまうため、個別面接以上に簡潔にわかりやすく話すことが重要です。
退室時
面接官から面接終了の合図があれば、立ち上がり「本日はありがとうございました」と挨拶をして一礼します。
その後出口に近い人から進み、ドアの手前で面接官の方を向き「失礼いたします」と挨拶をして深く一礼します。
最後に退室する人は挨拶と一礼をしたあと、そっとドアを閉めましょう。
また、退室したあとのマナーにも気を付けましょう。
一緒に面接を受けた人と、帰り道で話す機会があるかもしれませんが、帰り道も面接の一環だと捉えて、社会人らしい振る舞いを心掛けたいものです。
面接を成功に導くポイント
ここからは面接を成功に導くポイントの次の3点について解説します。
- マナーや身だしなみを整える
- 頻出質問の対策をする
- 面接対策を行う
面接の基本的なポイントばかりのため、しっかりと抑えておきましょう。
マナーや身だしなみを整える
面接時のマナーは社会人の常識なため、身に付いていて当然と判断されます。
受け答えが優れていても、マナーができていないと面接で悪い評価を受けてしまいます。
完璧に振る舞う必要はないため、入室時や面接中、退室時などの今回紹介した基本の知識を抑えておきましょう。
また、身だしなみはビジネスマナーの基本なため、選考に影響する可能性があります。
身だしなみで特に気を付けるべきポイントは、以下の内容です。
- 髪は清潔感があり派手すぎないか
- 口周りが清潔か(髭の剃り残しがないか、歯に何もついていないか、口臭が気にならないかなど)
- スーツにシワや汚れがないか
- 鞄・靴に汚れや傷みがないか
自宅を出発する前に、すべてチェックするように心掛けましょう。
頻出質問の対策をする
面接で頻出される質問はだいたい決まっているため、スムーズな受け答えをするために質問を把握し、事前に回答を用意しておきましょう。
頻出される基本的な質問は、以下の通りです。
- 自己紹介
- 自己PR
- 志望動機
- 長所・短所
- 他社の選考状況
- 逆質問
臨機応変に話すのが重要で、回答を一言一句覚える必要はないため、自己分析や企業分析を徹底し、要点をまとめておきましょう。
また、就活の口コミサイトやOB訪問から、企業ごとの対策も可能です。
選考を受ける企業でどのような質問がされるのか、どんなことに気を付ければ良いのかを参考程度に確認しておきましょう。
面接対策を行う
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面接に関するQ&A
最後に面接に関するQ&Aを紹介します。
面接の細かい情報を取り入れ、理解を深めていきましょう。
Q. WEB面接はどうすればいいですか?
WEB面接が決まったら、前日までにインターネット環境やWEB会議ツールなどを確認しておきましょう。
当日焦らないために、早い段階から準備することが大切です。
面接当日はすべての準備が整ったあと、開始予定時刻の5分前にはパソコンの前に待機しておきましょう。
気持ちに余裕のある状態で、面接に臨めます。
また、面接中は目線をカメラに向けるように意識すると、目が合っているように見えて印象が良くなります。
WEB面接の際は画面を見てしまいがちですが、目線が下がって見えて暗い印象に写ってしまうため注意しましょう。
Q. 面接には何分前に到着すればいいですか?
面接会場周辺には、20分ほど前に到着するのが理想です。
不慣れな場所や電車の乗り継ぎなどで会場にスムーズに着くとは限らないからです。
会場付近に早めに到着した場合、コンビニや公園で待機しておきましょう。
企業が受付の準備中をしている可能性があるため、早く着いても受付を先に済ませることは控えましょう。
以下記事では、面接会場に到着する時間や受付のやり方などを詳しく記載しているため、併せてご覧ください。
関連記事:面接会場には何分前に到着がベスト?遅刻しそうな場合の対処法もご紹介
Q. 面接で短所はどうやって答えればいいですか?
面接で短所を聞かれた場合、以下の順番で答えるとわかりやすく伝わります。
- 短所
- 裏付けるエピソード
- 短所をカバーする努力や対策
短所の質問は企業で働いた際、問題に直面しても乗り越える力があるのかを見極めています。
長所にもなり得る「頑固さ」や「心配性」、「せっかち」などが短所の一例で、長所にうまくつなげていきましょう。
以下記事では、短所について詳細に解説しており、例文も紹介しているためこちらも併せてご覧ください。
関連記事:面接での短所の答え方は?16選の例文や聞かれる理由についても解説
Q. 面接の練習はどのようにすればいいですか?
面接の練習をする場合、まずは鏡の前で表情・姿勢を確認し、第一印象を良く見せましょう。
また、声のトーンや挨拶も重要で、音声録音を行い相手に伝わりやすい話し方ができているのか、確認しましょう。
実際の面接に近い実践的な練習をするなら、家族や友達に練習に付き合ってもらいましょう。
よくある質問へ回答する練習をして、客観的なアドバイスを受け、改善していきましょう。
以下記事では、詳しい面接の練習方法や面接対策について紹介しているため、こちらも併せてご覧ください。
関連記事:面接の練習方法は?就活に役立つ面接練習のポイントや注意点を解説!
まとめ
この記事では面接の流れやマナーについて紹介してきました。
話す内容は、面接当日までに自己分析と企業分析を徹底し内容を練り、練習しましょう。
また、基本的な面接のマナーや振る舞いを抑えるには、面接官やほかの応募者への配慮も大切です。
さらに、個別面接やグループ面接、WEB面接には気を付けるべきポイントがあり、それぞれの要点を抑えることも重要です。
あまり固く考えすぎずに最低限のマナーや身だしなみを守り、自分の魅力が伝わるよう悔いのない面接にしてください。
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