弁理士試験は、短答式筆記試験・論文式筆記試験・口述試験の3段階に分かれています。

弁理士試験を受けようと考えている方は、各試験の会場が気になっているのではないでしょうか。

早めに試験会場を把握し、当日に備えたいですよね。

本コラムでは、2024年(令和6年)における弁理士試験の試験会場について解説します。

試験会場の詳細や、試験会場が決まるタイミングについても触れているため、ぜひ参考にしてください。

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弁理士試験の試験会場はどこ?2024年(令和6年)最新

弁理士試験は、試験の種類によって試験会場が異なります。

ここでは、2024年(令和6年)における弁理士試験の試験会場を紹介します。

  • 短答式試験の試験会場
  • 論文式試験(必須科目)の試験会場
  • 論文式試験(選択科目)の試験会場
  • 口述試験の試験会場

短答式試験の試験会場

弁理士試験の短答式試験は、東京・大阪・仙台・名古屋・福岡の会場で実施されます。

短答式試験の試験会場は全国5か所の中から選択可能であり、短答式試験を受けた会場によって、ほかの試験の会場が決まります。

2024年(令和6年)における短答式試験の会場は、以下の通りです。

受験地区試験会場所在地
東京立教大学 池袋キャンパス東京都豊島区西池袋三丁目34-1
大阪大阪経済大学 大隅キャンパス大阪府大阪市東淀川区大隅二丁目2-8
仙台仙台大原簿記情報公務員専門学校 中央校舎5号館宮城県仙台市青葉区中央四丁目3-14
名古屋愛知大学 車道キャンパス愛知県名古屋市東区筒井2丁目10-31
福岡福岡工業大学福岡県福岡市東区和白東三丁目30-1
参考:令和6年度弁理士試験の試験会場

なお、以下の画像は令和6年試験の試験会場の一つ、立教大学付近の当日の画像です。

2024年短答式試験の試験会場(1)

2024年短答式試験の試験会場(2)

試験終わりの会場付近は大変混雑していました。

2024年短答式試験の試験会場(3)

また、立教大学の最寄り駅である池袋駅付近も受験者で混雑しますので、余裕を持って試験会場に向かうことをおすすめします。

2024年短答式試験の試験会場付近

論文式試験(必須科目)の試験会場

弁理士試験の論文式試験のうち、必須科目の試験は、東京および大阪で実施されます。

2024年(令和6年)における論文式試験(必須科目)の会場は、以下の通りです。

受験地区試験会場所在地
東京立教大学 池袋キャンパス東京都豊島区西池袋三丁目34-1
大阪関西大学 千里山キャンパス大阪府吹田市山手町三丁目3-35
参考:令和6年度弁理士試験の試験会場

論文式試験(選択科目)の試験会場

弁理士試験の論文式試験のうち、選択科目の試験は、東京および大阪で実施されます。

選択科目の試験は、必須科目の試験と同じ都道府県で行われますが、試験会場や所在地が異なる点に注意しましょう。

2024年(令和6年)における論文式試験(選択科目)の会場は、以下の通りです。

受験地区試験会場所在地
東京東京富士大学東京都新宿区下落合1-7-7
大阪関西大学 千里山キャンパス大阪府吹田市山手町三丁目3-35
参考:令和6年度弁理士試験の試験会場

口述試験の試験会場

弁理士試験の口述試験は、東京で実施されます。

口述試験の会場は1か所のみであるため、遠方にお住まいの方は、早めに交通手段を確保しておきましょう。

2024年(令和6年)における口述試験の会場は、以下の通りです。

受験地区試験会場所在地
東京ザ・プリンス パークタワー東京東京都港区芝公園四丁目8-1
参考:令和6年度弁理士試験の試験会場

受験する試験会場は選べる?

弁理士試験は、受験者が試験会場を選択できます。

受験願書に受験地の欄が設けられているため、希望する受験地を記入して提出しましょう。

短答式試験の受験地は、東京・大阪・仙台・名古屋・福岡の中から選択可能です。

短答式試験の受験地として、仙台・名古屋・福岡のいずれかを選んだ方は、論文式試験の受験地を東京または大阪のいずれかより選択できます。

対して、短答式試験で東京または大阪の試験会場を選んだ方は、論文式試験の会場も同じ受験地となります。

論文式試験の会場は、短答式試験の受験地によって決まるという点に注意が必要です。

なお、弁理士試験の受験願書の提出期間は、例年3月中旬〜4月上旬です。

2024年(令和6年)における提出期間は、3月7日(木)~4月4日(木)となっているため、期限内に提出しましょう。

参考:Ⅰ.弁理士試験の概要

試験会場が決まるのはいつ?

2024年(令和6年)における弁理士試験の試験会場は、4月30日に公開されました。

弁理士試験の受験案内は例年1月下旬頃公開されますが、受験案内には各試験の受験地のみが記載されており、具体的な試験会場は未公開です。

試験会場の詳細は、例年4月下旬頃に官報および特許庁のホームページで公開されます。

試験会場は毎年変わる可能性があるため、自分が受験する年の最新情報をご確認ください。

参考:Ⅰ.弁理士試験の概要

試験会場は変更できる?引っ越ししたらどうする?

原則として、受験願書提出後の試験会場の変更は認められません。

ただし、やむを得ない事情によって受験地の変更を希望する際は、受験地変更届、および受験地を変更する理由を証明できる書類の提出により、変更が認められる場合があります。

受験地変更届は様式不問であるため、以下の情報を記載しましょう。

  • 受験番号(受験票到着前の場合は記入不要)
  • 氏名
  • 電話番号
  • 変更前・変更後の受験地
  • 受験地を変更する理由

弁理士試験の試験会場の変更が認められる理由の例としては、遠隔地への転勤などがあげられます。

転勤を理由として試験会場の変更を届け出る場合は、辞令の写しなどが必要です。

必要書類が揃ったら、工業所有権審議会弁理士審査分科会事務局宛に提出してください。

なお、やむを得ない事情があった場合でも、書類の提出時期によっては受験地の変更が認められない場合があります。

受験地の変更を希望する場合は、速やかに届出を行いましょう。

参考:Ⅰ.弁理士試験の概要

まとめ

本コラムでは、弁理士試験の試験会場について解説しました。

弁理士試験の試験会場は、試験の種類によって異なります。

受験者は短答式試験の受験地を選択できますが、東京または大阪で短答式試験を受験する方は、論文式試験の受験地を選択できません。

原則として一度選択した試験会場の変更は認められないため、よく考慮して判断しましょう。

また、口述試験の試験会場は1か所のみであるため、口述試験を受ける際は、必ず東京の試験会場へ足を運ぶ必要があります。

これから弁理士を目指している方は、ぜひ本コラムの情報をお役立てください。

合格率34.4%!(本試験合格率全国平均の5.6倍)

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