試験が終わった後は、「合格発表はいつなのか」「結果をどうやって確認すればいいのか」といった不安や疑問が尽きないですよね。

特に、電気工事士資格がキャリアに直結する方にとっては、結果が出るまでの期間がとても重要です。

本コラムでは、最新の第二種電気工事士試験の合格発表日や結果の確認方法について解説します。

また、過去の合格率や傾向も一緒に紹介することで、今後の試験対策にも役立つ情報を提供します。

本コラムを読むことで、合格発表に関する悩みを解消し、スムーズに次のキャリアステップへ進むための準備が整うでしょう。

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2025年第二種電気工事士試験の結果・合格発表日

第二種電気工事士試験は、全国で多くの受験者が挑戦する試験です。

試験は、電気工事士としての資格を得るための第一歩であり、学科試験と技能試験の2つの試験をクリアする必要があります。

試験の合格発表日や受験者数、合格者数、合格率、そして合格基準(合格点)についての情報は、受験者にとって重要な関心事でしょう。

2025年試験の合格発表日は以下の通りです。

項目上期試験下期試験
学科試験2025年6月9日(月)2025年11月中旬
技能試験2025年8月15日(金)2026年1月中旬

情報が発表され次第、適宜更新を行います。

2024年第二種電気工事士試験の結果・合格発表日

ここでは、2024年試験の結果について説明します。

2024年第二種電気工事士試験上期試験の結果

2024年上期に実施された第二種電気工事士試験の結果は以下の通りです。

上期試験 学科試験 技能試験
受験者数 70,139名 50,668名
合格者数 42,194名 35,949名
合格率 60.2% 71.0%
合格基準 60点以上 作品に欠陥がないこと

2024年の上期試験では、学科試験の受験者数は70,139名、そのうち42,194名が合格し、合格率は60.2%となりました。

学科試験に合格するためには、60点以上を獲得することが必要です。

一方、技能試験では50,668名が受験し、35,949名が合格しました。技能試験の合格率は71.0%で、こちらは「作品に欠陥がないこと」が合格基準となります。

2024年第二種電気工事士試験下期試験の結果

2024年下期に実施された第二種電気工事士試験の結果は以下の通りです。

下期試験学科試験技能試験
受験者数62,323名43,570名
合格者数34,851名30,266名
合格率55.9%69.5%
合格基準60点以上作品に欠陥がないこと

2024年下期試験では、学科試験の受験者数が62,323名で、そのうち34,851名が合格し、合格率は55.9%となりました。

技能試験では43,570名が受験し、30,266名が合格、合格率は69.5%でした。

合格基準については、過去実施された試験と同様に、学科試験では60点以上、技能試験では「作品に欠陥がないこと」が求められます。

2024年第二種電気工事士試験上期試験の合格発表日

次に、2024年第二種電気工事士試験上期試験の合格発表日について紹介していきましょう。

上期学科試験の合格発表日は2024年5月26日(日)

2024年上期に実施された学科試験の合格発表日は、2024年5月26日(日)でした。受験者の方は、この日から試験センターホームページで結果を確認することができます。

また、CBT方式で受験した方は、受験日から2週間後の正午より、自身の結果を確認することが可能です。

結果発表期間は、学科試験が2024年6月10日(月)から7月21日(日)まで、技能試験が2024年8月16日(金)から9月16日(月)までとなっています。

上期技能試験の合格発表日は2024年8月16日(金)

2024年上期技能試験の合格発表日は、2024年8月16日(金)でした。この日には、試験センターホームページで合格発表が行われます。

結果発表期間については、2024年8月16日(金)から9月16日(月)までです。

2024年第二種電気工事士試験下期試験の合格発表日

直近の試験となる2024年第二種電気工事士試験下期試験の合格発表日は次のとおりです。

下期学科試験の合格発表日は2024年11月11日(金)

2024年下期学科試験の合格発表日は、2024年11月11日(金)です。学科試験の結果は、試験センターホームページにて公開されます。

CBT方式での受験者は、受験日から2週間後の正午より結果を確認できるため、マイページでの確認方法をしっかりと把握しておきましょう。

結果発表期間は、学科試験が2024年11月11日(月)から12月15日(日)までとなっています。

この期間中に合格発表が行われるため、結果を見逃さないようにしましょう。

下期技能試験の合格発表日は2025年1月17日(金)

2024年下期技能試験の合格発表日は、2025年1月17日(金)に行われます。

この合格発表も、試験センターホームページで行われますので、受験者はこの日に必ず確認してください。

結果発表期間は、技能試験が2025年1月17日(金)から2月17日(月)までです。

合格発表が行われるこの期間をしっかりと把握し、発表を確認する準備を整えておきましょう。

第二種電気工事士の試験結果の確認方法

第二種電気工事士試験の結果を確認する方法は、受験した試験の種類によって異なります。

学科試験をCBT方式で受験した場合と、筆記方式で受験した場合、さらに技能試験の結果確認方法について、それぞれ詳しく説明します。

受験者は、自分が該当する確認方法をしっかりと理解し、結果発表日に速やかに結果を確認できるように準備しておきましょう。

学科試験をCBT方式で受験した場合の確認方法

学科試験をCBT方式で受験した方は、試験結果をマイページで確認することができます。

ただし、団体マイページからは確認できないため、個人のマイページにログインする必要があります。

結果確認の詳細については、画面操作マニュアルの25頁を参照してください。

このマニュアルには、結果確認のための具体的な操作手順が記載されています。CBT方式の試験結果は、受験日から2週間後の正午より確認可能となります。

学科試験を筆記方式で受験・技能試験の確認方法

学科試験を筆記方式で受験した方や、技能試験の結果を確認する場合は、試験センターホームページ上で結果を確認することができます。

トップページに表示される「合格者一覧」の検索ボタンをクリックし、自身の受験番号を入力することで、試験結果を確認することが可能です。

入力された受験番号に基づき、表示される内容は以下の通りです。

  • 合格者一覧にあります:入力した受験番号の受験者は合格です。
  • 合格者一覧にありません:入力した受験番号の受験者は不合格です。
  • 欠席:入力した受験番号の受験者は欠席です。

重要なのは、受験番号を正確に入力することです。もし誤って入力した場合、実際の結果と異なる表示が出る可能性がありますので、注意してください。

第二種電気工事士の免状交付申請の方法

第二種電気工事士試験に合格した後、資格を正式に取得するためには、免状交付申請を行う必要があります。

この申請は、住民登録している都道府県で行われるため、各都道府県の申請手続きをしっかりと確認し、必要な書類を準備することが重要です。

以下に、具体的な免状交付申請の方法を紹介します。

住民登録している都道府県のHPを見て申請方法・必要なものを確認する

免状交付申請を行う際には、まず住民登録している(住民票がある)都道府県のホームページで、申請方法や必要な書類を確認することが大切です。

免状の申請は、住民票が登録されている都道府県でしか行えませんので、現在住んでいる場所ではなく、住民登録されている場所に注意してください。

第二種電気工事士の免状交付申請なもの

申請に必要な書類は、以下の通りです。都道府県によって異なる場合があるため、必ず事前に確認しましょう。

  • 電気工事士の免状交付申請書:申請書は各都道府県の指定フォーマットを使用します。
  • 合格通知書の原本:養成施設を修了している場合は、養成施設修了証明書も必要です。
  • 申込手数料5,300円:現金または収入証紙での支払いが求められる場合があります。
  • 住民票や運転免許証等:住民票は必須とする都道府県もあります。
  • 顔写真・顔写真データ:縦4cm × 横3cmのサイズで、最近6ヶ月以内に撮影されたものが必要です。
  • 免状送付用封筒・切手:免状を送付するための封筒と切手が必要な場合があります。

都道府県ごとに、住民票の提出が必須であったり、電子申請が導入されていて申請書の入力や顔写真データのアップロードが必要だったりと、申請方法や必要なものが異なる場合があります。

免状送付用封筒や切手が不要な場合もありますので、事前にしっかりと確認しておきましょう。

必要なものを揃え免状交付申請をおこなう

必要な書類や情報をすべて揃えたら、免状交付申請を行います。

一般には、申請書の記入・入力を行い、必要書類を添付して、住民登録している都道府県の窓口に提出します。

ただし、埼玉県のように、電子申請が行われている都道府県については、該当ページにある申請フォームに従って必要なものを提出するケースもあります。

このように、免状交付のための書類提出方法には、窓口に直接持参する方法、窓口に郵送する方法、電子申請がありますが、都道府県ごとに対応が異なるため、事前に確認しておくと良いでしょう。

申請後、免状が手元に届くまでの期間は通常2週間から1ヶ月程度です。急いで免状が必要な場合は、早めに申請を行うことをお勧めします。

合格通知書が手元に届き次第、速やかに申請手続きを進め、免状が届くまでの期間を把握しておきましょう。

これまでの第二種電気工事士の合格率

以下は、2020年度以降の第二種電気工事士試験の合格率と受験者数をまとめた表です。

最新の2024年度の合格率や、過去の傾向を確認することで、今後の試験対策に役立ててください。

年度 学科試験 技能試験
合格率 受験者数 合格率 受験者数
2024年度 下期 55.9% 62,323 69.5% 43,570
上期 60.2% 70,139 71.0% 50,668
2023年度 下期 58.9% 63,611 68.8% 45,790
上期 59.9% 70,414 73.2% 49,547
2022年度 下期 53.3% 66,454 70.6% 44,101
上期 58.2% 78,634 74.3% 53,558
2021年度 下期 57.7% 70,135 71.1% 51,833
上期 60.4% 86,418 74.2% 64,443
2020年度 下期 62.1% 104,883 72.9% 66,113
上期 未実施 67.8% 6,884

最新の2024年度下期試験では、学科試験の合格率が55.9%、技能試験の合格率が69.5%となっています。

受験者数はそれぞれ62,323名と43,570名です。この合格率は、例年の合格率と比較すると平均的な水準となっています。

例年の合格率は、学科試験で約55%~60%、技能試験で約70%~74%の範囲に収まっており、技能試験の方が学科試験よりも若干高い傾向が見られます。

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